こんにちは!ともやです!
第3弾は名古屋へ向かう旅から始まりました。目的はフェリーに乗るためか、それとも彼に会うためか。それでは行ってみましょう!
雨といえば
おはようございます!
奈良のキャンプ場で目覚める。
自宅のベッドよりは硬いがどっかの公園のベンチよりは柔らかい地面。
まずまずの目覚めや。がテントの外の音ですぐに目が開いた。ゆっくりファスナーを開ける。
オーマイガー。
いったい何度同じ過ちを繰り返すのだろう。昨日は天気も見ずにキャンプ場へ入り、大した対策もせずに寝てしまった。
テントも荷物もびしょびしょである。と言っても何も対策はできない。せいぜいこの現実を受け止める覚悟を持つくらいか…。さ、片付けよ(笑)
旅は112日目。雨と言えばいろいろあったな。中でも強烈だったのは知床峠を登ったときだろう。あれほど濡れたことはなかった。荷物はすべて水没し、スマホは使えなくなった。それくらいのことを経験すると、淡々と片づけが進む。
忍者の里
前日と同じく国道163号線を進んでいく。みなみやましろ村という道の駅を過ぎると三重県に入る。伊賀市までは上りの道が続き結構きつい。小雨が降る中なんとかたどり着いた。今日中に鈴鹿市あたりまでは行きたいのであまり時間はないが、少し観光してみよう!
三重県伊賀市の中心部には伊賀上野城がある。ここの一部の石垣は高さが30mあり、大阪城と並んで日本一らしい。
それがここ!確かに高いなあ。
伊賀と言えば忍者を思い浮かべる方が多いだろう。滋賀の「甲賀流」と並んで全国でも有名なのが伊賀流忍者である。城の敷地内に伊賀流忍者博物館というのがあり、忍者の歴史や忍術についての展示を見ることができる。特に実際の忍術が見れる忍者実演ショーは迫力があって人気。最近は外国人もたくさん訪れる場所だ。
忍者と聞くと戦う場面を想像するが、実際には争いごとが起きないよう秘密裏に活動することが多かったそうだ。道具でイメージするのは手裏剣だが、重い手裏剣は携行には向かず、実際の戦いではあまり使えなかったらしい。忍者も大変ですね。
そういえば季節は秋。夏の自転車旅を終えて常夏の国フィジーへ行っていたので、肌が寒さに慣れていない感じ。本格的な冬が来る前に仙台から一刻も速く南下したいところだ。
伊賀市から鈴鹿市までは国道25号線に乗り換えて進む。近くには全国屈指の峠である鈴鹿峠があるが、25号線は最初に少し登ってあとは鈴鹿市までゆるやかな下り道が続く。
鈴鹿市に入ったところで腹ごしらえ。今日は雨に濡れて体力を奪われたので快活で寝ることにしよう。
再会
四日市市に入ると国道は25号線から1号線へ。長良川と木曽川にかかる二つの橋を渡れば愛知県に入場だ。
名古屋では一人待ち人がいる。仙台へ旅立つ私をわざわざ見送りに来てくれた人だ。
みなさんは覚えているだろうか。彼は第1弾の広島おてつたびで出会い、第2弾では北海道の北の町で再会した友人である。さらにフィジーへ行く前のヒッチハイク旅ではゴール地点の成田空港で待っていてくれた。まさか同じ旅人に4度も会えるとは!
彼は福島からの旅人。元々は愛車のジムニーで旅をしていたが、今回はカブで来たおもしろいヤツ^^20代でこんな旅ができるなんてうらやましい。
海岸で記念撮影。いやあ、いいねえ^^
ここでお別れかと思ったが
なんと彼はフェリー乗り場まで駆けつけてくれた。
これから彼の故郷福島の旅も待っている。果たしてどんな旅になるのか。
またどこかでふらっと会えそうな気がするな^^
19:00 フェリーに無事乗船。フェリー飯ではマイブームのカレーヌードルをいただく。
仙台到着は翌日の16時40分。さすがの長時間だがわくわくが止まらない。仙台でもある方との再会が待っているのだ。
名古屋までのルート
2022年11月23・24日【111・112日目】
奈良→三重→愛知
走行距離 119㎞
積算距離 6,619.1㎞
再開ほどうれしいもんはないですね!次はどこで会えるのか。次回もお楽しみに!