こんにちは!ともやです!
「自転車で日本一周してみたい!」
そう思ってここに来てくれたみなさんへ
自転車日本一周は本当に魅力的な旅ですよ^^
この記事ではみなさんが気になりそうな
・自転車日本一周の費用
・本当に必要な装備と失敗したポイント
・おすすめルートと場所
・これから挑戦する人が知るべき注意点
について解説しています。
これを読めば自転車日本一周のすべてがわかります!
かなりボリュームのある内容ですので、興味のあるところだけ読んでみてください。
これから自転車旅をしてみたい!という方が後悔しないよう、精いっぱい書きました。
ぜひ参考にしてみてください^^
自転車日本一周にかかる費用
まず一番気になるのがお金だと思います。
合計で100万程度かかりました。内訳は、
食費 … 52万
宿泊費 … 30万
交通費 … 8万
その他 … 10万
という感じです。
自転車旅は食事が燃料なので、一日1000~2000円の範囲でよく食べました。
もちろん豪華な海鮮丼を食べる日もありましたし、
いただいた差し入れだけで過ごしたという日もありました。
がんばってこいだ後の飯のうまさったら^^
宿泊費は野宿で節約できたのもありますが、
おてつたび先の寮や出会った方のお宅にお世話になったのも大きいです。

自転車旅なのに交通費がかかるのか?と感じる方がおられるかもしれません。
私の場合は多くはフェリー代と高速バス代で使いました。
陸路で進めない場所があったり、冠婚葬祭で地元に戻ったりする場合があります。
特に鹿児島から奄美群島、沖縄間を移動した時は、
一つひとつ島を渡ったので往復4万円程度かかりました。
その他は自転車の修理費や交遊費などです。
また、学生の身分でもないので毎月引かれていくお金もあります。
したがって、リアルな数字で言うと、
この1年の旅人生活で200~250万は必要でした。
日本一周の自転車

自転車は旅以前から3年間愛用していた5万円くらいのロードバイク。大手のサイクルショップで大量生産されているものです。
キャリアをつけてもらい、後ろに荷物が載せられるようにしました。
タイヤが比較的太いタイプだったので、オフロードでもよく走れました。ブレーキタイプはリムブレーキです。
中には「ママチャリで一周したよ」という猛者もいますが、旅向きの丈夫な自転車を選んでください。

左が荷物を積載した私の自転車です。ご覧の通り後輪への負担が半端ないです(笑)
なんとか1年間走り切れましたが、後輪の軸はガタガタになりました。壊れる寸前だったと思います。
右の自転車のように前輪に荷物を分散させるのがベターですね。
サドル下やハンドル手前のフレームにもバッグをくくりつけていますが、旅の途中で独自に考えたやり方です。
荷物を途中で落としてしまうと後続車の事故にもつながりますので、キャリアに正しい方法で取り付けてください。
自転車日本一周に必要な装備
続いては装備です。
自転車旅初心者として出発したので、旅中に荷物の内容や積載の仕方を試行錯誤しました。
ここではゴール日に積載していたものを大公開します!
日本一周ゴール時の全装備

右上の二つのパニアバッグは旅の序盤で破れました。
黒テープをぐるぐる巻いて乗り切りましたが、荷物の大部分を入れる物なので、もう少し良いものを買うべきだったと少し後悔しました。
以下内容物を紹介していきます。
後輪のパニアバッグ


| パニアバッグ×2 | 調味料 | テント |
| 長靴(農作業用) | メスティン | ポール(テント用) |
| 上着(冬用) | クッカー | 焚き火台 |
| 服(上下2セット) | バーナー五徳 | 衛生用品 |
| 寝袋 | カトラリー | ファブリーズ |
頻繁に使わない服は圧縮袋に入れていました。
焚火台はキャンプ場でしか使えないので使用頻度少なめ。
長期の旅だとにおいが気になるのでファブリーズを持参していました。
テントは日本一周勢ではあまりいないワンポールテントです。
自立式ではないので立てるにはペグが必要。よってまったくおすすめしません(笑)
テントはワンポールタイプではない自立式が圧倒的におすすめです。
旅とは別にキャンプで使っているソロテントがなかなか優秀なのでおすすめします!
旅とは別にキャンプで使っているソロテントがなかなか優秀なのでおすすめします↓

道具入れ


| 道具入れ | 軍手 | 金づち |
| ライト×2 | ガス | 焚き火シート |
| ゴムロープ2種類 | ウェットティッシュ | ジップロック複数枚 |
| カラビナ×2 | カラビナ付きロープ | お土産 |
小さい道具入れには大事な物やキャンプでしか使わないものを入れていました。
金づちやライター補充用のガスは通常の自転車旅なら必要ありません。
キャンプ道具の中でも割と重宝したのが折り畳めるライトです。
ソーラー式なので日中荷物にぶら下げておけば、夜テント内で使えます。

巾着袋

| 巾着袋 | 歯磨きセット | シャンプー&ソープ |
| タオル | 洗濯ネット | ネックピロー |
巾着袋には寝る前に使う物を中心に入れました。
タオルはどこでも手に入るので一枚だけ。
空気で膨らむネックピローはフェリーや高速バスでの移動で使用。
ミッキーの洗濯ネットは野宿時に蚊から顔を守るために使っていました。
ベンチでテントなしで寝る場合は重宝します(笑)
リュックサック


| リュック | ビーチサンダル | ノート(日記用) |
| 日焼け止め | マスク | 本 |
| 保冷バッグ | 下着(3日分) | PC |
携帯用にリュックも持っていきました。
ネットカフェに寄るときや観光するときに、大事なノートやPCなどを持ち運べるので便利です。
旅中悩んだときによく読んでいたのがこちらの本↓

自転車旅人にとってはかなり有名です。
みなさんもきっと沸々とやる気がみなぎるはずです!
その他の小物入れ


| バッグ小×5 | 帽子 | 薬 |
| 服(2日分) | 手袋 | スポンジと洗剤 |
| レジャーシート | 修理キット | 固形燃料 |
| ペグ | ワイヤークリップ×2 | 虫よけスプレー |
サドル下やフレームにつけていたバッグの中身です。
ペグは自立式のテントなら必要なし。
修理キットは簡単な調整やパンク修理ができるものとチューブ1本です。
レジャーシートは雨の駐輪時に自転車にかけたり、キャンプでタープとして使ったりしました。
100均や無印にあるワイヤークリップがあれば、
靴下やタオル等洗ったものを自転車に引っかけて、走行中に乾かすことができて便利です。
ヘルメット・鍵・空気入れ


| ヘルメット | ドリンク入れ | ライト(前後) |
| サドルカバー | 空気入れ | 伸縮バンド複数個 |
| 自転車の鍵 | フレームバッグ | スーツケースベルト |
ヘルメットは必ず着用しましょう。
実は私は2度も頭をぶつけるくらいの転倒をしてしまいました。
2回目はわりと大きな衝撃でしたが、ひび割れもせず頭を守ってくれました。
私が使っていたのはこちらのヘルメット↓

伸縮バンドやスーツケース用のベルトは旅の途中で購入。荷物の固定に役立ちました。
夜間走行やトンネル走行で必須のライトは、予備も含めて前後で2つずつあると安心です。
宝物

最後にマットと看板、スケッチブック。
多くの出会いとつないでくれた宝物です。
スケッチブックはヒッチハイクでも使用しました。
マットはエアーマットと迷いましたが、壊れにくさとすぐに広げられる利便性を選びました。
硬いコンクリートやベンチで野宿するときはマットの厚さがカギになります。
私は20㎜の厚さのマットの端を少しカットして装備していました。
総重量は約18㎏。
上記の荷物に加えて、現地で非常食(菓子パンやカップ麺)を買って積み込むこともしばしばありました。
自転車日本一周Q&A
ここからはみなさんが気になりそうなことについて、いくつか答えていきます!
Q.日本一周に必要な日程と走行距離は?
以下地域ごとのかかった日数と距離です。
四国…27日 1,465.3km
山陽…39日 1,832.2km
東日本…101日 4,449.3km
北海道…26日 2,372.5km
九州…47日 2,004.8km
奄美群島沖縄…30日 1,477.1km
山陰…12日 871.8km
合計…282日 14,473km
東日本は北海道を除いた大阪から東の地域です。
近畿地方の数値がないですが、大阪発着なので、
各地域の記録の中に含まれています。
Q.自転車日本一周のルートは?
日本一周のルートは出発地や回る場所にもよりますが、基本的には時計回りか反時計回りで行うことになります。
私のおすすめは時計回りです。
自転車の場合は車と同じく左車線を走ることになるので、日本地図の輪郭に沿って走るとすると左手に海がよく見えます。
海沿いのサイクリングロードはとても気持ちがいいです。
各地域をどういう順番で回るかは季節やイベント等を考慮して決めるのがいいかと思います。
私の場合は最初、四国を走って夏は東北と北海道へ。
秋から冬にかけて東北から関西に戻り、春に九州沖縄を走りました。
夏場は東北と北海道、冬場は南の地域で過ごせるのがベストだと思います。
旅人界隈で人気のイベントは夏の花火大会や祭りです。特に8月の青森のねぶた祭には多くの旅人が集まります。
Q.宿はどうしたの?
気になる宿泊場所ですが、泊まる場所は日によって異なります。
内訳は、
野宿 98泊
誰かの家 39泊
キャンプ場 29泊
ホテル・ゲストハウス 29泊
ユースホステル 1泊
ネットカフェ 22泊
おてつたび寮 44泊
自然学校 6泊
フェリー 8泊
ヨット 4泊
車 1泊
という感じです。
いや、「ヨット」ってなんやねん!(笑)
と気になった方はこちら↓


全国各地に旅人に人気のゲストハウスもあるので、
たまには利用してみるといい出会いがあるかもしれません。
寒さが厳しい冬はネットカフェの利用も多かったです。
Q.自転車の修理はどれくらいした?
できる修理は自己責任ですが自分でやりました。
簡単な調整は頻繁に必要です。
チェーン交換や前輪がぶっ壊れた時はさすがに自転車屋さんにお世話になりました。
パンク修理 前1回 後4回
タイヤ交換 前2回 後3回
ブレーキシュー交換 3回
前輪フォーク交換 1回
チェーン交換 1回
※チェーンの交換は一般的には2~3000㎞ごとに必要
Q.旅中に稼ぐ方法は?
旅中の仕事も気になりますよね。
私は恥ずかしながら、旅を始める前に大した貯金もなかったので、
資金を少しでも稼ぐために各地で仕事をしました。
その際利用したサービスが以下の三つです。
- リゾートバイト
- おてつたび
- タイミー
詳しくは以下のブログで解説しています。
▽リゾートバイトについて知りたい!
▽おてつたびとは?
・おてつたびを徹底解説!
・おてつたびとリゾートバイトの違い
▽旅中に稼ぐには?
・旅でも役立つ副業の情報
・旅しながら働く方法10選


Q.旅で大変だったのは?
旅中も旅後もよく聞かれる質問です。
北海道でスマホが壊れ数日さまよったり、岩手の山道でタイヤが破裂したり、滋賀で大雪にあたったり。
無計画に進む性格のせいでいろいろとトラブルはありました。
なにより日本は坂が多いです。
登りながら「もうええって!」と何度思ったことか(笑)
しかし1番きつかったのはそうしたトラブルでも坂を登るときでもありません。
自分を否定してしまったときです。


出会いが多かった日本一周旅ですが、大半は一人で過ごす時間。
自分という人間と旅しているようなものなので、こいつが結構めんどくさい。
「自分にはできない」「だめな人間だ」なんて思うと
そいつは機嫌が悪くなって、途端に旅が楽しくなくなります。
坂を登っては飲み物をあげ、腰を下ろすとお菓子を出し、美しい景色を見せて気分を落ち着かせる。
そうやってなんとか飼い慣らしてきた気がします。
自転車日本一周旅の注意点
これから自転車旅をしてみたい方の中には、
自転車で遠出をしたことがあまりないという方もいるかもしれません。
私が旅の中で感じた注意点をお伝えしますね!
下り道
山道は登りよりも下りの方が危険です。
私の自転車はリムブレーキ(タイヤのリムを挟み込む形)だったので、
急な坂道では両手でかなり強く握らないと効きませんでした。
特に雨の日は効きが悪くなるので、自転車購入の段階でディスクブレーキタイプの自転車を選ぶか、
山道の前は点検を怠らないようにしてください。


天候
天気予報は事前にチェックしましょう。
出発の際晴れていても、途中から雨にあたってしまう場合があります。
旅用の自転車で雨の中走るのは結構大変です。
寒暖にも注意です。
夏場は本州ではかなり暑い中を走ることになるので、
7・8月を北海道や東北地域で過ごすプランがおすすめです。
逆に冬場は旅を中断して沖縄周辺にリゾートバイトをしに行く旅仲間がたくさんいました。
トンネル
日本一周するうえで坂道とともに避けられないのがトンネルです。
特に歩道も路側帯もない狭いトンネルは注意してください。
走行前はテールライトが点いているか、荷物がしっかり固定されているかを確認する方がいいです。
もしトンネル横にう回路がある場合は無理せずそちらを利用するのも手です。


自走系の旅人にとって特に難所となるトンネルが富山と新潟の県境にある親不知(おやしらず)。
絶壁に沿って細いトンネルが続き、大きなトラックも多く通行します。注意してください。
事故
私の場合は広島で壁にぶつかって前輪が壊れる事故がありました。
基本的なことですが余裕をもった計画を組み、
雨の日や夜間走行を避けることが大事です。
ただ自転車旅は思ったようには進みません。
途中でパンクしたり、観光地でゆっくりしすぎたりして目的地に着くのが夜になってしまうこともしばしば。
もし長い距離を走る予定があるなら、可能な限り早朝からこいでください。
夜にこぐよりは事故のリスクを抑えられます。
自転車日本一周でおすすめの場所
私なりのおすすめの場所は、
- エサヌカ線(北海道)
- オトンルイ風力発電所(北海道)
- ふもとっぱらキャンプ場(静岡)
- 奄美群島(鹿児島)
- しまなみ海道(愛媛・広島)
- 名護市役所(沖縄)
- 祭り(全国各所)
- 震災・戦争遺構(全国各所)
です。いくつか紹介します。
→自転車日本一周でおすすめの絶景・体験スポット10選|1万4,000km走って選んだ【前編】
エサヌカ線(圧巻!)


北海道は猿払(さるふつ)村という場所にある道路です。
電柱も看板もない道が約16㎞も続きます。本当にお気に入りで、本ブログのトップページにも載せています。
ふもとっぱらキャンプ場(キャンパーの夢)


富士山のふもとにあるキャンプ場です。
富士山が目の前に広がる姿は感動的で、キャンプ好きで知らない方はいないでしょう。
私はここで富士山と同じ△のテントでキャンプするのを夢見ていました。
自転車で約800mこいでたどり着き、準備していた高級肉を食べようとした時まさかあんなことが…
続きが気になる方は以下のブログで(笑)
奄美群島(島めぐり)


鹿児島から沖縄までフェリーで向かう旅人は多いかと思います。
私はいろいろなご縁で奄美群島の島々を渡っていくことになりました。
奄美大島はマングローブ林や固有の生き物が世界的に有名ですが、
それ以外の島も自然がいっぱいで観光名所があふれています。
なにより人がおもしろいです。
しまなみ海道(チャリダーの聖地)


せっかく自転車で行くなら有名なサイクリングロードを走ってみてください。
琵琶湖を一周する自転車道や尾道と今治を結ぶ橋を自転車で渡れるしまなみ海道など、
チャリダーが気持ちよく走れる道が各地にあったのでおすすめです。


最後に東北の震災遺構も心に余裕のある方は寄ってほしいと思います。
震災から何年たってようが関係ありません。
自分が行きたい見たいと思うタイミングで訪れるのがいいと思います。
私は岩手・宮城・福島の海沿いをじっくり走って、多くの震災遺構を見学できました。九州以南は戦争遺跡も多いです。
自転車だからこそゆっくり見て回ることができると思います。
もっと他のスポットも見たいという方はこちら↓
自転車日本一周でおすすめの絶景・体験スポット10選|1万4,000km走って選んだ【前編】
自転車日本一周でおすすめの絶景・体験スポット10選|1万4,000km走って選んだ【後編】
【さいごに】自転車旅のおもしろさ
私が感じた自転車旅のおもしろさはまずそのスピード。
車や電車だと早すぎる景色が風を感じながらゆっくり見られます。
「ここ!」というタイミングですぐに止まることができ、逆に早く進むことも可能です。


二つ目は自走であることです。
バイクや車なら体にそれほど負荷をかけず長距離を進むことも可能ですが、自転車はそうはいきません。
日程にもよりますが毎日平均60~70㎞、多い日は150㎞以上こぎます。
汗だくになりながら、雨風に当たりながらの日もしばしば。
それでも私が楽しいと思えたのは日々の達成感があったからです。
今回は人生で初めて最後までやり遂げた挑戦でした。
ゴールした瞬間の感動は一生忘れないでしょう。


三つ目は多くの出会いです。
これはもう語る必要もないくらいですね。
自転車での日本一周は旅のほとんどを移動時間が占めます。
移動自体が好きでも、さすがにそれだけだと疲れますし寂しさを感じます。
出会いを通して得られるエネルギーはすごいです。
「がんばれー!」と一声かけてもらえるだけで坂を登れますし、
楽しい話を聞かせてもらって元気になり「自分もがんばろう!」と思えます。
全国各地に居場所ができたような感覚にもなってうれしいです。
前半で旅の資金についてもお話ししましたが、
旅を通してこれだけ人脈が広がるなら安いもんだと正直思いますし、
いくらお金があったとしても得られない人とのつながりが待っています。
最後まで読んでくれるなんてありがとうございます!
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