福岡までのヒッチハイクを終えた私。このまま時計回りで進むかと思いきや、鹿児島でやり残したことが…。それでは行ってみましょう!
やり残したこと
ここはヒッチハイクのゴール地点。時刻は11時半。愛車を迎えに駐輪場へ移動する。
鹿児島でやり残したこと、それはずばり佐多岬の攻略だ。
鹿児島の南、大隅半島の一番先端にある佐多岬は本土最南端の地。これまで何人もの旅人が訪れているのをSNSで見てきた。これは行かねば。
鴨池フェリーターミナルから垂水までのフェリーに乗り込む。以前乗ったときとは逆のルートで大隅半島へ戻るのだ。お腹が空いたので船内でうどんを食べる。
きれいな桜島が見えた。
約40分で垂水フェリーターミナルに到着。ここから佐多岬へ向けて南下していく。
半島の海沿いを行く
国道220号線沿いの公園で休憩。今日はどこまで行こうか。距離的には70㎞程なので行けそうだが、時刻はすでに14時。夕暮れまでに岬へ着くのは厳しそうだ。
突然何かが道を横切った。イノシシだ。
2頭のイノシシがのろのろ。道を大きな生き物が横切るのは北海道以来。へき地では何かが起こる。
海沿いの道で鳥居を発見。地図上では海に突き出た場所に菅原神社という名前が見つかった。
自転車を止めて渡ってみる。
鳥居をくぐり、岩山を登っていくと…
小さな社殿があった。はっきりとした配色で鮮やかだ。いつも通り旅の安全を祈る。
浜辺で休憩。こういうところではつい休んでしまう。マットをしいてウトウト…いや、急がねば!
17:00 綿江町というところに入った。
道の駅綿江にしきの里に到着。垂水から大隅半島の西の海沿いを半分程進んできただろうか。岬はまだまだ先。
道の駅前のビーチに何かが立っていた。
「影絵の祭典」と書かれている。太陽が沈むにしたがって影が伸びていく。おもしろい作品だ。
海沿いで座れそうな場所を見つけた。
やはり夕暮れまでに岬へ着くことはできなかった。この辺りで野宿することに決めた。
そうとなればディナータイムだ。少しアルコールを入れちゃいましょう!
今日もきれいな夕日。左には開聞岳も見える。
夕日ってどこで見てもきれいやなあ。
これまで全国いろんな場所で見てきた。どんな日でも見るたび思う。「今日も1日がんばったなあ」
海岸からすぐの公園に広いベンチがあった。サイズ的にはセミダブルくらい?(笑)
おいおい星もきれいやないか(T T)
3月の星座を調べながら眠りについた。
綿江町までのルート
2023年3月28日【211日目】
鹿児島市→綿江町
走行距離 46.4㎞
積算距離 10,924.5㎞
次回は佐多岬攻略します。お楽しみに!