沖縄最北端行ってきた【234日目 沖縄】

日本一周
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tomoya

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ヤンバルさん

国頭村のファミリーマート

5:00 まだ夜は明けない。昨晩は大雨であまり眠れなかった。とりあえず目覚ましに近くのコンビニへ。

今日は沖縄本島最北端の辺戸岬をめざす。

平土野商店街

7:30 天気はとりあえずいけるか。国頭村を抜けていく。

辺戸岬へ向かう国道58号線

岬へ続く国道58号はこんな感じ。海沿いの道がひたすら続き、高低差はあまりない。岬史上一番楽にたどりつけるかもしれない。

辺戸岬へ向かう国道58号線

8:45 岬に近づいたところで急に上り坂が。久しぶりにチャリが悲鳴を上げる。

辺戸岬へ向かう国道58号線

なんとか上りきった。

やんばる国立公園は国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる場所で、ヤンバルクイナはじめ、ネズミやカエル、コガネムシなど希少な固有種が生息している。

ヤンバルクイナ
ヤンバルクイナ Photo ACより

奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の構成遺産として2021年に世界遺産に登録された。日本ではまだ少ない世界自然遺産である。ちなみに‟やんばる”と言う言葉は漢字の「山原」から来ているそうだ。希少なヤンバルクイナさん、ぜひ出会いたい。

辺戸岬

ヤンバルクイナ展望台へ続く道

岬は一旦通り越して、展望台へ進む。ここにはおもしろい展望台がある。

ヤンバルクイナ展望台

その名もヤンバルクイナ展望台

ヤンバルクイナ展望台

後ろから見るとこんな感じ。横に階段が設置されている。

ヤンバルクイナ展望台から景色を見る旅人

登ってみるとそこからヤンバルさんが…

ヤンバルクイナ展望台から見た辺戸岬

見えない(笑)見えるのはさっき通り越した辺戸岬。

ヤンバルクイナ展望台

ちなみにどうしてもヤンバルさんの写真が撮りたいという方は、一旦展望台から離れましょう。木の陰から見るとこんな感じでそこにはヤンバルクイナが…。

辺戸岬入口

9:45 冗談はさておき辺戸岬へ移動。相変わらず天気は悪い。

辺戸岬

東西南北の中でも北端が一番強い気がするのは私だけ?(笑)

辺戸岬

岬の先端が見えてきた。

辺戸岬

おー!

こちらが沖縄最北端の辺戸岬。

ただし地図上での正確な最北端はもう少し西にある気がする。まあ細かいことはほっといて。

辺戸岬の祖国復帰闘争碑

祖国復帰闘争を語る石碑。

辺戸岬の観光客

岬の周りにはツアーの観光客が大勢いた。

辺戸岬で記念写真

韓国から来られた団体客がいて、少し話した。おばちゃんが写真を何枚も撮ってくれた。

カムサムニダ!

外回り断念

さて、ここから東を回ってと言いたいところだが計画を変更した。時計回りに進むのをやめて、昨日通った道の駅おおぎみ辺りまで戻ることにした。理由は二つ。

天候が悪くここから山道を進むのは難しいということ。もう一つは自転車の状態だ。広島の福山で自転車の大きな修理をしてもらった時の想定はあと3000㎞。そこからすでに2500㎞を走り、後輪のがたつきがひどくなっていた。ここで無理をして壊れてしまっては後悔する。ということで沖縄一周外回りは断念。ここまで「島に上陸すると一周」というのが定番になっていたので悔しいが仕方ない。

ヤンバルクイナ注意と書かれた標識

道路上にあったヤンバルさん注意の標識。

国頭村の新しくオープンしたセブンイレブン

12:00 国頭村でオープンしたばかりのコンビニに出会った。店員は7~8名、外には警備員が3名と旗振り係が3名という手厚さ。コンビニのオープン日に立ち会えるなんてめったにない。

フードセンター明日香

が、惹かれたのはこっちの弁当屋。やっぱ時代は「フードセンター明日香」でしょ!

フードセンター明日香の弁当

とんかつ弁当を購入。雨を避けながら店先でいただいた。

雨の道の駅ゆいゆい国頭

14:30 道の駅ゆいゆい国頭まで戻ってきた。しかし後を追いかけるように大雨が襲う。しばらくこちらで雨宿り。

その間に元気なおっちゃんの話を聞いた。若いころしていてよかったことを聞くと、

とにかく人に出会うこと!

と答えてくれた。若いときは知識をつけることが沖縄の外に出ていくためのパスポートだったという。仕事で全国あちこちを回りいろんな人に出会ったことで、人と分け隔てなく付き合えるようになったそうだ。いいお話を聞かせてもらえた。おっちゃんありがとう^^

国頭村の入口

国頭村を出る。残念ながら今回はヤンバルさんを見つけることはできなかった。また次回。

道の駅おおぎみ

18:30 なんとか道の駅おおぎみまで来ることができた。これは上出来!明日はここから島の東側に進むことができる。

道の駅おおぎみで買ったカップ麺とおにぎり

店でカップ焼きそばを購入。湯を注ぎ蓋をした時だった。

日本一周中?

おっちゃんに声をかけられた。車中泊で沖縄を回っていて、車内の装備を見せてくれたりおすすめの場所を教えてくれたりした。カップ麺のことが気になるが、引き続きおっちゃんの話を聞く。

ヨットのレースに参加されていたらしく、こちらの与論島からのヨット旅のことも聞いてくれた。

道の駅おおぎみに止めた自転車

おっちゃんとは結局20分ほど話した。カップの湯を捨てソースを投入。口に運ぶと焼きそばの麺はとろけるほど柔らかかった。うん、まあそれも良し(笑)

道の駅おおぎみでスケボーをする人

21:30 寝床を整えようかという時間にスケボー隊がやってきた。お母さんらしき方が私に

「雨なのでここで練習してもいいですか?」

と尋ねた。もちろん快諾。むしろみなさんの憩いの場を使わせてもらっているのは私の方だ。なかなか練習場所が見つからず、名護に自分たちでパークを作ったそうだ。すごい!

彼らはかっこいい技に何度も挑戦していた。最後にあいさつをしてお別れ。エネルギーをいただいて床に就いた。

大宜味村までのルート

2023年4月20日【234日目】

国頭村→大宜味村

走行距離 65.4㎞

積算距離 12,035.3㎞

ともや
ともや

やんばる国立公園を一周できなかったのは残念ですが、最北端まではなんとか行けました!沖縄一周残り半分。次回もお楽しみに!

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