陸路で行ける離島に行ってみた【236日目 沖縄】

日本一周
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tomoya

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伊計島と宮城島

6:00 沖縄の平安座島の公園からおはようです!

昨晩、蚊にぼこぼこに噛まれた。まぶたと唇は腫れあがり、もはや誰状態(笑)

日本一周旅人の自転車

ミッツさんとはここでお別れだ。おもしろい方だった。

これから沖縄南部を駆け抜けるらしい。またどこかで!

今日は他の島を探検してみる。実はこの辺りは北から伊計島宮城島、そして今いる平安座島、と離島が続いている。さらに、南には浜比嘉(はまひが)島もある。「離島」と言っても、船で渡っていたのは過去の話で現在はすべて陸路で上陸することができる。地図を見ているだけでわくわくしてきた^^。

平安座島の国道10号線

ひとまず一番北の伊計島をめざす。今いる平安座島の県道10号線を北東へ。

伊計大橋

そのまま宮城島を越えて伊計島へ向かう。こちらは宮城島と伊計島の間にかかる伊計大橋(なぜか宮城島の写真を撮り忘れました)。

伊計島の共同売店前
共同販売店前の道

8:40 伊計島に上陸。

伊計島の壁アート

ブロックに描かれた絵がかわいらしい。

伊計島の壁アート

こちらの壁アートも素敵だ。

伊計島の石垣

沖縄っぽい石垣が続く道もあった。

島の北にあるリゾートホテルに足湯があるそうなので行ってみた。南部の町を抜けると、まるで定規で線を引いたような道が続く。

伊計島の道

とりあえず真ん中の太い道を進んでみた。

伊計島の足湯

ホテル前の足湯に到着。足の疲れが一気に吹き飛ぶ。宿泊で訪れた方と話した。

伊計島の道

奥には灯台くらいしかなかったので、西側の道路で帰る。

伊計島の仲原遺跡
仲原遺跡

途中縄文時代の竪穴住居を復元した遺跡があった。

伊計島の仲原遺跡

こうしていくつか住居が並んでいて、無料で見学できた。「今日の野宿場所にいいかも」と少し思ってしまった。

伊計島の漁業組合 建物

漁港の近くにあった建物。「漁業組合」と書いてあるが今日は人の姿は見えない。赤い瓦屋根に水色の壁。なんかいい。

伊計ビーチ
伊計ビーチ

今日は天気が悪いのでこんな感じだが、島にはきれいな海のビーチがいくつかある。沖縄本島からアクセスしやすい離島とあって、混み合うこともあるそうだ。

伊計ビーチ Photo AC

シーズン中の晴れた日はこんな感じ。うーん、きれいな海!

伊計島のカフェ

カフェがあったので行ってみると、今日は定休日だった。うーん、残念。

伊計島の共同売店

10:30 共同売店がある場所まで帰ってきた。パンを買って少し休憩。

伊計島でいただいた差し入れ

「あまり島の人と出会えなかったなあ」と思いながら次の島へ移動していた時、車が1台止まった。

ちばりよー!!

と言って差し入れをくださった。一言で元気がみなぎる。

宮城島から平安座島に渡る道

11:40 再び最初の平安座島に戻る。こちらは宮城島から平安座島に渡る道から撮った写真。奥に見えるのは漁港。

宮城島の主要産業はサトウキビ漁業。大規模な石油施設は元々宮城島に置かれる予定だったが、住民の反対運動により手前の平安座島に建設された。十分な工作農地がない平安座島と農業が主産業の宮城島では、住民の考えに相違が生まれたのだった。

浜比嘉島

お次は平安座島の南にある浜比嘉(はまひが)島へ。

浜比嘉大橋

県道10号線から238号線へ乗り換える。島まではこちらの浜比嘉大橋が通っているので、陸路で行ける。

浜比嘉大橋

島が見えてきた!この島にはいくつかパワースポットがあるようだ。

浜比嘉大橋

12:10 浜比嘉島に上陸。

アマミチューの墓

まずはアマミチューの墓という場所へ。コンクリートでつながったこの小さな島は「アマジン」と呼ばれる。

アマミチューの墓

この奥に階段があり、登っていくと「アマミチューの墓」がある。無病息災や子孫繁栄が祈願できる礼拝の場所だ。アマミチューは神話に登場する琉球を創造した女神を指す。男神はシルミチューと呼ばれ、島の南部にまた別の墓がある。

地元の方によると、ここは県内でも有数のパワースポットらしい。しっかり旅の安全をお祈りしておいた。

サイクリストの方と旅話をして記念写真。千葉から自転車ごと那覇に転勤してこられた方だった。

浜比嘉島の道

13:00 島の南部に移動。びっくりしたのだが、先ほどパワースポットを訪れた直後から空が晴れた。

浜比嘉島のちょこっとカフェ

かわいいカフェがあった。時間があったらあとで寄ってみよう!

シルミチューの浜

きれいな浜に出た。ここがシルミチューの浜だ。広い干潟と巨大な岩の景色が見られる。

シルミチューの浜

おーすごい岩!

こちらが「シルミチューの墓」の入口。

長い階段を上っていくと、大きく穴の開いた岩があった。とても厳かな雰囲気の場所だ。

浜比嘉島の民家

13:10 島の南部から北部へ戻る。きれいな瓦屋根の家があった。

浜比嘉島の民家の青い壁

奥に見える海と空、ブルーの壁が同居する場所。

浜比嘉大橋

浜比嘉大橋ともツーショット。真ん中が少し高くなったフォルムの美しい橋だ。

一旦通り過ぎて、島の西側にも行ってみる。もう一つ別のパワースポットがあるみたい。

浜比嘉島の東の御嶽

ここは東の御嶽(あがりのうたき)という場所。「御嶽」とは自然や祖先を祀る礼拝所で、ここには大きなガジュマルの木と祠(ほこら)のようなものがあった。

浜比嘉島の東の御嶽

こちらのガジュマルの推定寿命はなんと600年以上。沖縄で一番古い説があるそうだ。大きなガジュマルの木はいくつも見てきたが確かにすごい。この辺りの地域をおさめているような威厳のある木だ。

海中道路

橋から見た浜比嘉島

14:00 浜比嘉島観光終了。再び橋を渡って平安座島へ。

浜比嘉大橋から見た海中道路

きれいなコバルトブルーの海が太陽さんに照らされてキラキラ輝いている。奥に見えるのは昨日通った海中道路だ。

浜比嘉大橋から見た海中道路と自転車

自転車も入れて記念撮影。道路の周りには大きな干潟が広がっているのがわかる。

海中道路の干潟で潮干狩りする方

海中道路で沖縄本島へ戻る。左手には大きく広がった干潟で潮干狩りする方が見える。

海の駅あやはし館の猫

中間地点の海の駅でトイレ休憩。

海の駅あやはし館の猫

テーブルの上で寝る猫さんを発見した。

海の駅あやはし館の猫

なんとかわいい寝顔なんだろう。がーがーいびきをかきながら、変顔で寝るどっかのノジュカーに見せてやりたい。

海中道路の水路

道路の途中で見かけた水路。この辺りは浅瀬が広がるので、海中道路によって水流を遮断しないようこうした水路が2本設けられている。海底を削って深くしているのか、濃い青色の道が海中道路の下を通過して垂直に交わる。

上から見るとこんな感じ。2本の水路がはっきり見える。

海中道路の干潟で潮干狩りする方

本島近くの干潟でも潮干狩りのみなさんが。うーん、楽しそう!

沖縄一周ゴール

うるま市から国道331号線に沿って、沖縄本島の東側を南下していく。

沖縄でいただいた差し入れ

16:50 車のご家族から差し入れをいただいた。こんなにもたくさん(T T)

沖縄でいただいた差し入れ

17:00 立て続けに今度はトラックの運転手さんがくださった。自転車を見かけ、急いでコンビニで買ってきたそうだ。ありがたい(T T)

沖縄で出会った自転車日本一周の旅人

5分後、またまた出会いが。

うん?見たことあるぞ!

今度は同じ日本一周チャリダーだ。

沖縄で出会った日本一周旅人の自転車

しかもインスタで見かけたことのあるお顔と自転車。

沖縄で出会った自転車日本一周の旅人

まだまだ若い大学生チャリダーのヒロキさんだった。インスタのフォロワーがなんと1万人以上もいる有名人。こんなところでばったり会えるとは。

まだ日本一周は半分程だそう。これからどんな旅をしていくのだろうか。

沖縄で出会った自転車日本一周の旅人のバッグのメッセージ

一生旅してこ!

自転車のバッグにメッセージを書かせてもらった。彼は日本一周Tシャツにサインをしてくれた。

与那原市看板と自転車

18:10 ついに与那原市に到着。1週間前この辺りからスタートした沖縄一周旅。ということで無事達成だ!北部のやんばる地域はショートカットしたが、そんなことは私以外誰も覚えていないはず(笑)

浦添市の快活

18:50 今日はどうしてもシャワーが浴びたくて、浦添市にある快活へ。シャワーを浴びて少し休憩。ここで泊まってもよかったが、残り少ない沖縄野宿を楽しむことにした。

宜野湾市の上大謝名さくら公園で野宿

22:10 ところが公園探しが難航。遅い時間になってしまった。なんとか見つけた場所がここ。子どもたちが作ったのか、手作りの鯉のぼりが泳ぐこじんまりとした宜野湾市の公園だ。

おやすみなさいzZ Z

宜野湾市までのルート

2023年4月22日【236日目】

平安座島→宜野湾市

走行距離 83.6㎞

積算距離 12,216.5㎞

ともや
ともや

沖縄に来てもやっぱり島めぐり(笑)さて、沖縄生活もあと少し!次回もお楽しみに!

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