前日のホテルの大浴場で無事ふくらはぎの疲労が回復し、金沢の街にくり出す。そういえば金沢駅って写真スポットですよね!その手前で信号待ちをしているとまさかの出会いが…。さあ金沢観光へレッツらゴー!
自転車と芸術
まずやってきたのは21世紀美術館。プールの中に入る作品が有名ですね。ここでちょいと自転車を使った作品を紹介します。
作品名「チャリ分身」
作品名「チャリ四面楚歌」
作品名「チャリ黄色いガラスと…
うー苦しくなってきたぜ。やはり私に芸術は早かったようだ。
楕円形をした建物の中では展覧会が開かれている。展覧会の作品を見るのは有料だが、建物の中の交流スペースの作品や建物外の作品は無料で見ることができる。
東もあれば西もある
金沢と言えば東茶屋町が浮かぶ方は多いでしょう。実は東茶屋町から南西に3kmの場所ににし茶屋街というのもある。行ってみましょう!
金沢駅から近江町市場、国道157号線を通って片町という場所に来た。
重厚な造りの橋が見えてくる。
この橋の名は犀川大橋。かなり歴史のある橋らしく
現在の橋はなんと大正13年(1924年)に完成したもの。
橋の下を見てみると、その重厚さがよくわかる。完成してもうすぐ100周年を迎える歴史的価値のある橋だ。
それを渡っていくと
にし茶屋町に到着。出格子が美しい2階建ての建物が並ぶ。いい感じですね^^
東茶屋町よりは人が少なくてじっくり写真が撮れそうだ。
こちらは昔の稽古場兼事務所でもある西検番事務所。こういう大正ロマンを感じる建物好きやわあ。
さて、もう一度金沢駅の写真も撮りに行こう!
金沢駅前で
駅に近づいた交差点、信号が赤になった。すると後ろから…
お兄さん!日本一周してるの?
元気のいいお母さんが声をかけてくださった。
私日本一周の人を見かけることが多くて、でもいっつも声がかけられなくて…やっと声かけられた!
今時間ありますか?
よかったらご飯ごちそうさせて!
そういってそのお母さんは自転車にまたがり先導し始めた。
そして気がつけば…
目の前に並ぶ豪華料理。
せっかくやからおいしいもの食べな!
なんという展開だろう。さっき駅で会ったばかりの人とご飯を食べる。これまでの道中食べ物をいただくことはあったが、こうしてお店でごちそうになることは初めて。
ほら遠慮せずに!旅の話も聞かせて!
旅人に出会ったというだけでとても嬉しそうにしているお母さん。旅行好きな方で、ご自身の旅先での体験をたくさん教えてくださった。
食後にもう一度金沢駅へ。すてきな写真を撮っていただきました。
今度は東茶屋町の方へ一緒にサイクリング。さっき出会った方と自転車を一緒にこいでいる。これまた不思議な感覚だ。
こちらが東茶屋町。最高の天気ではないか!
こちらの茶屋町でもごちそうしたかったお店があったようで、案内してくださった。しかし残念ながらそのお店は定休日だった。
あたりを散策していると、漆器を販売されているお店の方が声をかけてくださった。
店の中に案内される。店内は落ち着いた雰囲気。こちらのお店は老舗の喜八工房の直売所で、漆器はどれも素晴らしいものばかりだった。普段使いにもプレゼントにも最適な品々です。
こちらがお店の方。この方の話の聞き上手さったら。旅の話を「うん、うん。」と最後まで聞いてくださった。また金沢に来たときはぜひ寄りたい場所です^^
こちらはお店の方が撮ってくださった写真。
久々に素敵な出会いがあった金沢。どうですかこの笑顔。いい人に巡り合うとこんなにも人は笑顔になります(笑)
金沢駅前の信号が青だったら
茶屋町のお店が定休日じゃなかったら
出会いは一瞬のタイミングで決まっている。そう感じました。
富山はもう少し
今日は富山のゲストハウスを予約している。野宿は…また今度で(笑)
こういう場所で止まれのサインを見るたびに心の中ではこうつぶやいている。
俺の旅は止まんないぜ…。
さあ進みましょうか(笑)
おー!並木道や。こちらは河北潟メタセコイヤ並木。滋賀のメタセコイヤよりは少し小さめの木が並ぶ。道も狭いのでこっちの雰囲気の方が好きかもしれない。
決まってるう! 太陽も映り込んでええ感じでしょ^^
よっしゃー!富山県入場! 市内まではもうすぐだ!
かっこええトンネル。
そして無事に富山駅に到着。ゲストハウスは駅から少しこいだ場所にある。
こちらが入口。
おしゃれなエントランス。
中もおしゃれ。一泊3400円。
この日ゲストは少なかったが、関東から来られたIT関係の方とお話をした。全国どこでも仕事ができるらしい。
いいなあ。そういう生き方にも憧れる。
今日はよくこいで、よくしゃべった。おやすみなさい。
富山市までのルート
2022年 6月28日【46日目】
金沢市→富山市
走行距離 79.4km
積算距離 2,278.8km
大阪を出発して4日目で富山県までやってきました。茶屋町で出会った方はこの先の旅もずっと応援してくれるんです。まさかこんなことがあるなんて。本当にうれしい出会いでした。次回もお楽しみに!