富山ってすんげえ!【47日目】

日本一周

「富山」と聞くとみなさんは何を思い浮かべますか?私の場合は、正直黒部ダムしか浮かびませんでした(笑)ところが実際訪れてみると…富山ってこんなに見どころが!!

それでは行ってみましょう!

この記事を書いた人
tomoya

元小学校の先生が30代から
自転車日本一周の旅へ
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富山の中心部へ

富山駅のゲストハウスで目覚める。今日は富山観光の日。せっかく作ってきた距離貯金を使う日がやってきた。

富岩運河環水公園入口

まずはこちら、富岩ふがん運河環水公園。SNSで見て訪れてみたかった場所である。

富岩運河環水公園

昔、舟だまりだった場所に整備されたこの公園。どこを歩いても心が落ち着く。都会の中の水があふれる公園いいですねえ^^

富岩運河環水公園と自転車

どこでも自転車とパシャパシャ写真を撮ってしまいます。

富岩運河環水公園と自転車

きれいなブリッジ。自転車で渡れるんかな?

環水公園のスタバ外観

こちらは世界一の景観に選ばれたことがあるスターバックス。確かに美しい。毎朝ここに来て、コーヒーをテラス席でたしなむ。そんな優雅な生活してみたいもんですね。

環水公園の橋のスロープ

橋の上には自転車も一緒に上がることができた。

富岩運河環水公園のスターバックスと自転車

スタバとパシャリ!

富山城

こちらは富山城。石垣や木々がよく整備されていてとてもきれい。ほんと城ってどこにでもあるんですね(笑)

Toyamaキラリの前の交差点

このあたりに見てみたい図書館が…

Toyamaキラリ外観

あった、あった!

Toyamaキラリというこちらの建物。国立競技場も設計した隈研吾氏がデザインした複合ビルだ。

Toyamaキラリ入口

このビルにガラス美術館と図書館が入っている。入ってみよう!

富山市立図書館内部

中に入るとまず目に入るのがこの木の集合体。

富山市立図書館内部

館内の至る所に、というかほぼこの木の板で構成されている。ここが富山市立図書館の本館だ。

館内にはコンセント付きのスタディルームやカフェコーナーがあった。

富山市立図書館内部

木のぬくもりが随所に感じられるデザイン、最高ですね。

富山市ガラス美術館の作品

こちらは富山市ガラス美術館の作品。

富山市ガラス美術館の作品

常設展示は大人200円で見ることができた。

滑川

富山 常願寺川にかかる橋

富山市内から東へ進む。奥に見えるのは立山連峰だ。美しい。

富山 常願時川にかかる橋

あの山の奥はおそらく長野だろう。自転車で行くことなんてできるんだろうか。

滑川駅

滑川駅に到着。ちなみに滑川は「なめりかわ」と読む。この辺りはほたるいかの水揚げで有名らしい。しょうもないことを言うとすぐに滑りそうな地名だ。気をつけなければ(笑)

ほたるいかミュージアム外観

ほたるいかミュージアムだ。興味はあるが、入場料にいちいちお金をかけるわけにはいかん!いかだけに…。

おっとあぶねえ、滑りかけた。

では何にかけるかというと…

ほたるいかバーガー

やっぱりこれ!ほたるいかバーガー。ほたるいかを揚げたものがそのまま入っていた。

自転車旅というものはガソリン代はかからないが、胃袋代は結構かかる(笑)

胃の中の騒動

滑川海浜公園から見た景色

ミュージアムから海の方へ出る道。田んぼと山と道の風景が何とも言えない美しさを放っている。

滑川海浜公園
滑川海浜公園

少しこちらで休憩だ。今日の日本海はとてもおだやかで気持ちがいい。ここで一人の女子高生に出会った。近くに住んでいるわけではないが、たまにここまで自転車で来るそうだ。

滑川海浜公園近くの道

ここからしばらくは海沿いにサイクリングロードがある。先ほどの高校生と一緒に走った。最後に「がんばってくださーい。」と叫んでくれた。なんてすてきな子。今年受験を控えているらしい。実力が出せますように。

米騒動発祥の地

お?なんか書いてるぞ!

「米騒動…」

あの米騒動か!

社会の教科書で聞き覚えのある方が多いかもしれない。米騒動は大正時代に発生した米の価格急騰にともなう市民の暴動事件で、やがて全国に波及した。まさかここがその発祥の地だったとは。とりあえず写真を撮っておこう。

看板の文章を読んでいて感じたことそれは

腹減ったなあ

あれだけ「米」という文字を見てしまっては胃袋がだまっちゃいない。先ほどほたるいかバーガーを食べたばかりやのに。まさに今、胃の中で騒動が起きそうである(笑)

道の駅蜃気楼外観

ということでやってきたのは道の駅蜃気楼しんきろう。こちらに海鮮丼の店があるらし…。

道の駅蜃気楼の海鮮丼

言い切る前に着丼。海鮮丼とラーメンのセットだ。無事胃袋の騒動をおさめることができた。

水問題

そういえば出会った方にこんな質問を受けたことがある。

飲み水ってどうしてるんですか?

旅をしていく上で一番重要な水問題。

特に水分が必要な夏場で考えると、お店や自販機で500mlのペットボトルを数本買う。人によっては2Ⅼのペットボトルを買う方もいるが、自分の場合は荷物がかさばるのがいやなので、小さいサイズにしている。

もちろんいつも買っていると予算にかかわってくるので、多くの場合は水道水を利用する。自転車に取り付けるボトルに水道水を入れ、空になったらまた入れるという繰り返しだ。水道水が飲める国に生きているのは本当にありがたい。たまに変な味したりしますけどね(笑)

石田浜ポケットパーク
石田浜ポケットパーク

富山ではこのような湧水が飲めるスポットがちらほら見られた。ここの水がまたおいしくて^^水をガブのみしてしばらく休んでいると、おじさんが一人やってきた。

どっからきたの?

一言目はだいたいこれだ(笑)近くに住んでいる方で、この先の道で注意すべきところや富山の名物について教えてくださった。

新潟に入るときの親不知おやしらずは特に注意しいな。大きい車が結構通るから。

ほう、親不知。教えていただいてありがとうございます。

いくつもトンネルが続いていて、自転車にとっては危険らしい。有力な情報だ。

それにしても今日はどこで寝よう…。

このあたりには安い宿はない。おそらく野宿にはなるがテントを張れるような公園があればいいが。

ああ、さっきの人に聞けばよかったな。

時すでに遅し、おじさんは水をくんで満足そうに帰っていった。

ヒスイ海岸

ヒスイ海岸入口

ヒスイ海岸という場所にやってきた。ヒスイとはこのあたりでよく見られる宝石のような石で、漢字では「翡翠」と書く。翡翠はカワセミという意味で、青緑に輝く羽毛の生えた鳥カワセミに色が似ていることからその名前がついたそうだ。

ヒスイ海岸

このあたりでよく見られるといっても、そう簡単には見つけられない。探してみたがそれらしい石は発見できなかった。

ヒスイテラス2階の展示物

ヒスイ海岸が見えるところにヒスイテラスという建物がある。2階では過去に見つかったヒスイが展示されていた。

ヒスイテラス2階のヒスイ

おー!これがヒスイ!

たしかに輝いている。ちなみにここの1階には、見つけた石がヒスイかどうかを鑑定してくれるおじさんがいる。興味ある方はぜひチャレンジしてみては^^

今日の寝床は

富山の秋山・釣具店
秋山・釣具店

お!つり具屋!

四国で手に入れた釣り竿を今回も自転車に積んでいる。ここでエサを買って今晩の夕食でも調達しますか!エサになるゴカイを買って海辺へ。

ヒスイ海岸

夕食にはご飯を炊いて、魚を焼き、さっぱり塩でいただこう。缶ビールをプシューと開けて…

くぅうう!!

考えるだけでよだれが…

……。

……。

そして見事に何も釣れず、考えるだけで終わりました(笑)

よしスーパーへ行こう。

こういうときの気持ちの切り替えは重要だ。考えている間に日は暮れ、あたりは真っ暗になる。

富山のたから温泉近くの海岸

スーパーで食料を調達し、再び海へやってきた。きれいな夕日だ。

もう覚悟は決まっている。今夜はここで寝るのだ。砂浜にテントを張るのは初めてだが、今日はこの海に呼ばれている気がした。

富山のたから温泉近くの海岸で野宿

ここに決めた理由はもう一つ。近くに温泉があるのだ。

富山のたから温泉

たから温泉。まさに自分にとっては偶然見つけたお宝のよう。

富山のたから温泉入口
富山のたから温泉入口

吸い寄せられるように男湯へ。

料金は一人600円。決して安いとは言えないが、露天風呂が広くて最高だった。

星と△テント

富山の海岸で夕食の準備

本日の宿に戻る。いよいよ夕食の準備だ。

スキレットで作るハンバーグ

スーパーで買ってきたメインディッシュはひき肉。これをこねてハンバーグに…ええいめんどくさい!そのままスキレットにぶち込む。

肉が焼けるいいにおい。

コソコソコソ…

小さい虫だろうか。あたりで気配を感じるがそんなことは関係ない。

メスティンのご飯の上にのせたひき肉

完成。

うんハンバーグだ。君はどこからどう見てもハンバーグだ!!

ご飯にはごま塩をふっていただきます。

星空とワンポールテント

今日は星がきれいだ。△テントと星空の相性は抜群だ。

海には一隻光を放つ漁船らしき姿が見える。

パシャリ。見事に失敗(笑)

星空とワンポールテント

今度は成功。旅に出て今日で47日目。まだ野宿の経験は浅いが、星空と海をながめる野宿は初めてだ。まだ北海道までは遠いが、明日もがんばれる気がする。おやすみなさい。

朝日町までのルート

2022年 6月29日【47日目】

富山市→朝日町

走行距離 76.4km 

積算距離 2,355.2km

ともや
ともや

富山なかなかいいところでしたね!広大な日本海とそびえたつ立山連峰を同時に見ながらのサイクリングは最高でした^^テント周りをコソコソ動いていたのはいったい?また次回のブログをお楽しみに!

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