3つ目の聖地【160日目 静岡】

日本一周

6日間の短期バイトを終え、向かった先はキャンプ場。静岡で憧れた3つ目の場所です。いや憧れ多すぎやろ(笑)それでは行ってみましょう!

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tomoya

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聖地巡礼

今日はふもとっぱらキャンプ場、本栖湖の浩庵キャンプ場に続いて3つ目の聖地巡礼。名前は渚園(なぎさえん)キャンプ場。浜松駅からは西に約14㎞、浜名湖の南に位置している。ゆるキャン△ではシーズン2に登場する有名なキャンプ場だ。

まずは浜松駅から南へ進み、国道1号線に合流。ついに名古屋の文字が見えてきたぞ!

そこからは301号線に乗り換え西に進んでいくと、キャンプ場がある弁天島に到着する。弁天島という地名自体は日本全国にたくさんある。インドに起源をもつ水神が由来で、水難事故を避けたり漁師が大漁を願う意味でつけられると言う。

ここが弁天島駅。

そこからから北に伸びる橋を渡っていく。

渚園キャンプ場の入口に到着だ。

こちらが管理棟。中に入って受付を済ませる。料金はなんと1泊410円。渚園キャンプ場の特徴はこの圧倒的コスパ。フリーサイトの料金ではあるが破格だ。

さっそくサイトにテントを張った。周りにはソロキャンパーが多くみられる。バイクと自転車の乗り入れが可能なのもありがたい。

後ろはこんな感じ。奥には車の乗り入れが可能なサイトや電源付きサイトが広がる。周りと比べて明らかにペラペラのテント。今日の夜は乗り切れるだろうか。

ゆるくないキャンプ

浜名湖に位置するキャンプ場ということで今日は風が強い。そして気温も下がってきた。身体を温める時間だ。昨日いただいた静岡おでんを取り出す。

おーー!出汁のいい香りが!最後に出汁粉と呼ばれるカツオやサバの削り節をかけるのが特徴。いただきます!

一気に体が温まる。いいぞその調子だ!

勢いでサイクリングに出かける。

キャンプ場がある浜名湖は元々「湖」というだけあって、海とはつながっていなかった。ところが1498年に発生した大地震によって、地図上の今切(いまぎれ)という地名の陸地部分が崩れ、海とつながる形状になったそうだ。「今、切れた」で今切。昔の地名はストレートでおもしろい。

弁天島のあたりはかつていくつかの小さな島があったそうだが、昭和初期の埋め立てで現在の形になっている。そういえばカクカクとしていて、いかにも埋立地という感じだ。

キャンプサイトに戻り、夕飯の準備をする。ご飯に火をつけるが、風ですぐに消える。ここでくじけるわけには…。いすとバッグで壁を作り、火をつけることにした。

ふもとっぱらで高価な肉を何ネコかに取られてしまったので、今日は割引の豚肉だ。焼いてスパイスをかけてみる。

くぅ、これこれ!

もう誰にも渡さない。熱いうちに胃袋へ放り込んだ。

気温が5℃、4℃と下がっていく。

まだ冬は続くか。

5℃を切ると持参した寝袋は効果を発揮しない。思い出すのはついこの間の本栖湖のキャンプだ。氷点下の寒さに一瞬渡りかけた三途の川。憧れのキャンプ場で、決してゆるくない戦いが再びやってきた。

夜2時。テント内でも見える白い息。あまりの寒さで寝られない。テントのすき間から入り込んだ風が、露出した顔部分に当たる。

もうええって(笑)

相変わらずのへなちょこ装備のせいで、3つ目の聖地でも同じような戦いになってしまった。体を丸め、なんとか寒さを乗り切る。

そして無事夜が明けた。

2週間の静岡キャンプ旅。楽しさ8割、寒さ8割。ん?合計は… うん、とにかく寒かった(笑)

弁天島までのルート

2023年1月20日【160日目】

浜松市中心部→弁天島

走行距離 26.7㎞

積算距離 8,223.1㎞

ともや
ともや

静岡県の滞在期間は北海道に次ぐ長さでした。さて次回はいよいよ愛知県に突入!お楽しみに^^

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