朝の公園で
港周りを散歩する。小豆島に行く船が停泊中。次来るときは小豆島も行ってみたい。
愛車に荷物をセット。お世話になった高松に別れを告げる。
昨日の夜、ご飯をごちそうしてくれた方と公園で待ち合わせ。高松を離れる前に最後のごあいさつだ。
なんとこんなにもたくさんの差し入れを準備してくださっていた。ありがとうございます!
1時間ほど走った別の公園で早くも昼ご飯。
いただいたおにぎりがうますぎる^^
岡山に続く橋
今日は愛媛の手前の観音寺市をめざす。そこのキャンプ場を予約しているのだ。
途中瀬戸大橋を見に行くことにした。国道30号線がそのまま橋に続いている。ここはまだ陸地だが、すでに大規模な橋のような構造をしている。
上部分を車、下部分を電車が通る。道路と鉄道がとおる道路鉄道併用橋としては世界最長の長さらしい。
重厚感のある柱がいくつも並ぶ姿は圧巻。かっこいい!
橋の根元の部分には橋の竣工を記念して作られた公園があった。噴水の形がまるで橋のよう。
これが瀬戸大橋か!
ここからが実際に海にかかる橋の部分。この橋の建設により、はじめて本州と四国がつながった。歴史的な大工事だったに違いない。大きな橋というと真っ先に浮かぶのは明石海峡大橋。しかしそれより10年も前の1988年に瀬戸大橋は完成している。全長12300mの中にさまざまな構造の橋がみられる壮大な建築物。黒部ダムや青函トンネル、スカイツリーなど人が作ってきた巨大な構造物を見るたび少し興奮してしまう。
広場で休憩していると、おじいちゃんに話しかけられた。高校の時、京都までママチャリで行った思い出を話してくれた。旅の話をする方の表情はいきいきとしている。笑顔で熱く語ってくれた^^
鏡に映る自分。橋に比べるとちっぽけだが、走ってきた距離は橋の長さの何倍にもなる。
公園の北端には記念写真スポットが。
あの向こうは岡山か。
そういえば、岡山もまだ走っていない。広島にわたってから行けるといいが。
こちらは大きな木製のホール。奥は開けていて、‟瀬戸大橋の絶景を見ながらコンサート”なんてことができるらしい。
神社に続く橋
海沿いの道を進んでいるとマップ上に神社の文字が見えた。しかもそれは海の上。おもしろそうなので行ってみる。
津嶋神社という名前の神社だ。一礼して奥に行ってみる。
おー!
向こうの小さな島に向かって橋がかけられている。しかし門が閉じていて、コンクリートの床は穴だらけ。渡れないのか。
調べてみると、ここは8月4日と5日の夏季大祭の時にしか渡れないらしい。つまりこの橋は年に1度しかかからないのか、おもしろい。
横から見るとこんな感じ。瀬戸大橋のような大きな橋もいいが、あの小さな島のためにかけられたこの赤い橋もすばらしい景色。
巨大な砂絵
観音寺市に入った。この町には有名な砂絵があるらしい。
自転車を置き、急な坂道を登っていく。展望台から大きな砂絵が見えるらしい。
見えた!
大きなお金の砂絵だ。あれは銭形砂絵。有明浜にあるこの砂絵は東西122m、南北90mもある巨大な作品だ。
表面には「寛永通宝」という文字が書かれている。江戸時代に広く流通した銭を模したもので、どのような経緯で砂絵が作られるようになったかはいくつか説があるらしい。春と秋に1回ずつ砂ざらえという化粧直しをするという。すごいなあ。
銭形砂絵から南に少しこいだところに今日のキャンプ地があった。海に面した一の宮公園の中にあるキャンプ場。予約は受け付けておらず、近くのコミュニティセンターで申請書の記載と利用料金の支払いを行う。1泊の料金は1050円だ。
キャンプ場というよりは公園。遊具がある広場の中央部がサイトになっている。今日は貸し切りのようだ。テントを設営し、食材を調達しに行く。
スーパーから戻り公園を散歩する。
あそこのベンチ、寝れそうやな。
テントを張る前ならここで寝ていたかもしれない(笑)
調理がめんどくさくて、割引の弁当で済ませた。寝つきが悪いので少しアルコールを注入。夕暮れの海辺の晩ご飯はなんかいい。
九州早く行きたいな…。
わざわざ陸路で行かなくてもよかったものを(笑)明日からもまだまだ移動が続く。
第4弾には心強い相棒が増えた。このカビゴン毛布だ。しまむらで割引価格の500円で手に入れた。毛布のつもりで買ったが、大きさ的には完全にひざ掛け(笑)ただ、寝袋の中に忍ばせると結構あったかい。
おやすみなさいzZZ
深夜3時。雨音ともに目覚めた。
やっぱり降ってきたか。
実は雨が降ることはわかっていた。小雨で朝までやり過ごせたらと思っていたが、かなり降ってきた。荷物を濡らすと重くなるので、急いで近くの炊事棟に避難した。
深夜の雨宿り。さて、どうするか。
ここで朝まで…?
いろいろ考えているうちに雨がやんだ。
ああ、余計なことしてしまった。
濡れた地面にもう一度テントを張る気にはならなかったので、少し移動することにした。今日の天気もあまり良くない予報。少しでも進んでおいた方がいいと思ったのだ。
1時間のサイクリングで、四国中央市のジョイフルに到着。深夜にあっさり県境をまたいでしまった。ここぞというときの24時間ファミレスは役に立つ。コーヒーを飲んで体を温めた。
四国中央市までのルート
2023年2月9日【173日目】
高松市→四国中央市
走行距離 105.4㎞
積算距離 9,079.6㎞
失礼かもしれませんが、香川ってうどん以外にもたくさん観光スポットありますね!次回は愛媛を走ります!