島の生活体験【215日目 喜界島】

日本一周
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tomoya

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喜界島の観光スポット

池治海水浴場トイレで野宿

喜界島の野宿場所からおはようです!夜はとても静かでお酒も入っていたのでぐっすり寝られた。ヤンキーが来ることも動物が来ることもなく、快適だった。

本来なら喜界島は1泊だけですぐに出るつもりだったが、今朝のフェリーには乗らなかった。今日はお世話になったカフェオーナーのお母さんの畑仕事を手伝うのだ。

喜界島の海岸

手伝いは午後からなので、少し島をサイクリング。海に通じる小道を発見。

喜界島の海

ここもきれいな水のビーチだ。砂浜を歩き少しくつろぐ。

サトウキビの一本道

島の中央部に行ってみると、島内でも有名な道路があった。

サトウキビの一本道

名前はサトウキビの一本道。辺り一面サトウキビ畑が広がる中をまっすぐな道が1本。北海道で見た「天に続く道」と少し似ているが、高い木がないのでまた違った雰囲気。

サトウキビの一本道

たまに車が通るくらいでとても静か。景色を独り占めできた。

サトウキビの一本道で自転車と記念写真

愛車と一緒に撮影会を始める。

サトウキビの一本道で自転車と記念写真

一人旅ではなかなか走っている姿を自分で撮ることが難しい。カメラを固定すればできるが、交通量の多い場所では危険なので、こうした場所でしかできないのが現実だ。

めったにないチャンスなので満足いくまで撮ってみた。

一本道の近くに牧場があるので行ってみる。

グローリーファーム

グローリーファームという名前の牧場だ。

グローリーファームの牛

エサを食べる牛さんたちもかわいいが

グローリーファームの喜界馬

ここには島に1頭しかいない珍しい馬がいる。

グローリーファームの喜界馬

それがこちらの喜界馬。名前はグラッシー。かつて5000頭程いたという喜界馬は日本原種の在来馬。1頭しかいないので少し寂しそうにも見えるが、元気にエサを食べている。これからも種が続いていくことを願う。

グローリーファームのポニーに乗る旅人

牧場の管理をしているご夫婦に出会い、ポニーに乗せてもらえた。ラクダには乗ったことがあるが、馬は初めて。快適すぎて、自転車から乗り換えようか迷った(笑)

こちらがそのご夫婦。のんびりした島暮らしの様子について教えてくれた。旅好きで、こちらの話もたくさん聞いてくださった。看護師の彼女とも知り合いだ。島ではいろんな方がつながっている。

喜界島の魔女の木

ご夫婦とお別れし、引き続き辺りを散策する。道の途中に魔女の木と呼ばれる大きな木があった。

喜界島の魔女の木

確かになんとなくおどろおどろしい感じ。

道の真ん中で今度はハイキングをしている方と出会った。なぜ喜界島に来たのか聞かれたので、看護師の彼女に会いに来たことを伝えると、なんとこの方も看護師で職場の後輩だった。

島を小さく周り、南側の道を進む。

喜界島の震洋格納豪跡

こちらは震洋格納豪跡。震洋は太平洋戦争中、敵艦に体当たり攻撃するために建造された小型の船だ。ここからは出撃することなく終戦を迎えた。当時は奥行きが約50mもあったらしい。

喜界島の巨大ソテツ

こちらは巨大ソテツ。たしかにでかい。看板には樹齢300年と書いてあった。

喜界島のサンゴの石垣

島内は見どころがたくさん。島の北部や中央部はまだまだ未開拓だ。

畑仕事

喜界島のカフェの犬

昨日お世話になったカフェでお母さんと待ち合わせをした。待っている間は犬と戯れた。

喜界島ドライブ

お母さんの車に乗り、畑へ移動する。

喜界島の畑

畑に到着。少し湿った土の中に緑の葉をつけた野菜が埋まっている。周囲の邪魔な草を刈り、野菜を収穫する。愛媛のおてつたびで草引きしたことを思い出した。

喜界島のウム

ここで栽培されていたのはウムという野菜だ。芋の一種で、ややねっとりとした食感が特徴。収穫したウムは知り合いのうちに持ち帰った。

喜界島のウムを煮たもの

こちらはウムを甘く煮たもの。おやつには最適。

ウムを水洗いする様子

今度はお父さんがウムを洗う作業を教えてくれた。蛇口をひねると勢いよく水が出る。その水でネットに入れたウムを足でふみ洗いした。頑固な土が徐々にとれていく。

喜界島の川エビ

近くのため池に大きなエビがいた。さすがに深そうだったので捕るのをためらっていると、お父さんがズボンをまくって入っていった。

まるで子どものようにエビを追いかける。結局捕れなかったが、お父さんのがむしゃらな姿に少し感動した。

夜会

カフェのオーナーが自身が所有するログハウスに泊まったらと提案してくれた。客が出た後で掃除はまだだが、それでも良ければと案内してくれた。

喜界島のログハウス

ログハウスに行ってみると、想像以上に大きな建物だった。大きな庭にテラス、部屋は複数個ある。5~6人でも楽々泊まれそうな施設だった。

喜界島のログハウスのシングルベッド

好きに使っていいということだったが、申し訳ないので一番小さな部屋に泊まらせてもらうことにした。夜にはお母さんをはじめ、島の人が差し入れを持って来てくれるということだった。なんとまあ。

喜界島のログハウスで宴会する様子

差し入れがまた想像以上。もはやこれは豪華なディナーではないか。いただくだけで終わりかと思っていたのに、ハウスの中で夜会が始まった。

今日一日、まるで島の生活を体験するプログラムに参加していたようだった。いや、それ以上かもしれない。お金では買えない体験や人との出会いばかりだ。昨日来たばかりの旅人をここまでもてなしてくださるなんて。明日はどんな1日になるのだろうか^^

喜界島2日目のルート

2023年4月1日【215日目】

走行距離 46.2㎞

積算距離 11,163.4㎞

ともや
ともや

最後の夜会で集まってくれた人たちはほんの2日前までは他人。おもしろいもんですね(笑)3日目もお楽しみに!

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