喜界島3日目
喜界島に来て3日目。次のフェリーが来るのは2日後なので、今日と明日はこの島でゆっくりできる。ありがたいことにログハウスは引き続き使わせてもらえることになった。
お礼としては不十分だが、テラスの掃除や洗い物、洗濯などをお手伝いした。
昨日いただいたスパムとピザを朝ごはんにいただく。
今日もお母さんの作業のお手伝いだ。
ウムの周りについた土を刃物でそぎ落としていく。シンプルな作業だがけっこう力が必要。お母さんと一緒に2時間ほど続けた。
ウムを材料にしたお菓子をいただいた。もちもちとした触感で、甘さは控えめ。めっちゃうまかった^^
土をそぎ落としたウムを洗い場へ運ぶ。
この二日間恩返しのつもりだったが、島暮らしを体験できる貴重な機会になった。ありがとうございました!
夜には再び差し入れが(T T)
自転車で旅していることを忘れそうなくらい快適な生活だ。
喜界島4日目
明日の朝の船に乗る予定なので、今日が喜界島最終日。ということで今日こそは島を一周する。
9:30 走っていると軽トラに乗った方から差し入れをいただいた。今日の昼ご飯はこれで決まりだ!
島の北部に展望台があった。展望台にしては少し低い気がするが…(笑)
おーきれい!
結構いい眺め。奥が島の南側。ここから見る限り島全体が平ら。自転車で走りやすい道ばかりだった。
写真を撮るのに夢中になっていると、愛車が波をかぶってしまった(笑)
この辺りは志戸桶(しとおけ)と呼ばれる北部の地域。
道と木々があるだけで、それ以外は何もない。まるで小さな北海道のようだ。
道の途中でたくさんのサトウキビを前に作業しているご夫婦に出会った。おじいちゃんが少し分けてくれた。
「ここを噛んで」
先端を斜めに切って、食べやすいようにしてくれた。甘い汁を吸うように食べた。
自転車にいただいたサトウキビを積む。カットしてもらうのを忘れたが、まあなんとかなるか。
12:00 トイレ休憩と昼寝。
喜界島はこれで半周。残り半分行っちゃいましょう!
近くにサンゴ礁科学研究所というのがあった。
廃校になった小学校を活用して、サンゴの研究や資料の展示、カフェの運営が行われている。係りの人が見当たらなかったので、サンゴの展示をさらっと見て退出。
研究所の前の海がきれいでぼおっと水面を見ていると、何か動くものが。
ダツ?
鋭い鳥のくちばしのような口で小魚にアタックしている。ちょっと怖え(笑)
昨日に引き続き、サトウキビの一本道にやってきた。いやあ今日もきれい!
島の最高地点
一本道を経由して、気になっていた島の中央部にある展望台へ行ってみた。ここまでひたすら平らな道だったが、急に山道になる。
13:30 展望台がある場所に到着。
これは寝れそう(笑)
展望台よりも気になる下のスペース。いや、私にはあのすばらしいログハウスがあるんだった。
おー!!すげえ!!
登ってきたかいがあった。海からは平らな土地が続き、ここだけが山になっているおもしろい景色だ。
たまたま観光で来た方がいたので写真を撮ってもらった。
百之台から少し進むと、とある蝶のすみかに行きつく。アサギマダラというアゲハに似た蝶で、喜界島ではこの辺りが観察スポットになっている。ひらひらと舞うものは見えないが果たして。
いたいた!
かろうじて数匹見つけることができた。アサギマダラは季節によって長距離を移動する渡り蝶だそうだ。日本から南は台湾や中国まで。幸運にも旅の大先輩に出会えた。
さらに別の場所には「喜界島最高地点」の文字が。
ここからの景色も最高!
地図上のテーブルバンタという地点では、隆起したサンゴ礁のきれいな段丘を見ることができる。
1段高いところが段丘面。喜界島はサンゴ礁が急激に隆起してできた島で、今も1年に2㎜という驚異的なスピードで隆起し続けている。これほどきれいな段丘はあまり見たことがない。
16:30 喜界島の空港に到着。コンビニくらいの大きさだが立派な空港。
出発してから7時間。ついに喜界島一周達成だ。
初日に来たスギラビーチへ。地元の子どもたちと話した。
ビーチに夕日が沈む。島で見る夕日も最高。今日の予定はもう一つ。
ヤギ料理
畑仕事を手伝ったお母さんが、地元で有名なヤギ料理の店に連れて行ってくれた。
ヤギ肉の刺身に
ヤギ汁
さまざまなヤギ料理がいただける。ヤギ肉は臭みがなく、どれも最高にうまい!こんないいお店、本州にはあるのだろうか。
お友だちと一緒にいただいた。「あんたがんばったからねえ!」って。恩返しのつもりでしたのに、またご恩を受け取ってしまった。最高に楽しい会だった^^
喜界島4日目のルート
3日目は自転車はこがずに仕事の手伝いをしていました。4日目に達成した喜界島一周のルートです。
2023年4月2・3日【216・217日目】
走行距離 52.7㎞
積算距離 11,216.1㎞
4日目でようやく島を一周できました。さあ明日のフェリーで次の目的地へ!のはずでしたが…次回もお楽しみに!