キャンプ場を出発
今治の無料キャンプ場からおはようです!ええ天気や!
愛車に荷物をセットし、スケッチブックに思ったことを書く。今日は昨日の朝までお世話になった愛媛のともくんへのメッセージだ。
それともう一つ。
先日あったトルコの大地震。実はトルコには一度行ったことがあって知り合いもいる。彼女と連絡はとれていないが、地震大国を走る身として祈らずにはいられない。
二人で走るしまなみ海道
さて、今日はしまなみ海道を走る。初めて来たのは2019年で、弟と一緒に走った。2回目は第1弾の旅で一人で走破。今日で3回目になる。今回のしまなみライドは少し特別だ。なんと高松で旅の応援をしてくれた方が一緒に走ってくれるのだ。
今治市内でその方と合流。スタート地点で写真を撮った。
ここでしまなみ海道について少しおさらい。広島の尾道と愛媛の今治を結ぶ道路で、自動車道の全長は約60㎞。大きな6つの島を7つの橋でつないでできている日本で初めての海峡を渡る道路だ。自転車では島内の道路を走ることがあるため、自動車道よりは少し長い約70㎞を走ることになる。尾道とその手前の向島にかかる橋は自転車では走れないため船を利用する。つまり自転車で走ることができる橋は6つということだ。
しまなみではバスやフェリーも運行されており、たとえば半分の距離を自転車で走りバスでスタート地点に戻る、先にフェリーに乗って後半を自転車でこぐといった柔軟なサイクリング旅が可能である。
しまなみ海道の周りには小さな島もいくつかあり、2022年3月にはしまなみ海道の東側の島々を結ぶゆめしま海道が開通。こちらもおすすめだ。
さあさあ出発しましょう!まず最初は来島海峡第三大橋を渡る。くるくると曲がったループ状の道を橋の高さまで上っていく。橋まで上がるのは少し大変だが、上からは絶景が望める。前回は一人だったが、こうして誰かとこぐのもいい!
橋を渡りきると、また道をくるくると下りていく。橋を渡るときはこれの繰り返しだ。
島内の道路はこんな感じ。ブルーのラインや距離表示がありわかりやすい。
所々に道の駅やショップがあるので、休憩しながら進める。
海岸でおしゃれな飲み物。今日は日本一周というより休日のサイクリングだ(笑)
大三島と生口島の間にある多々羅大橋付近がだいたい中間地点。大三島側には道の駅があり、「サイクリストの聖地」と書かれた石碑がある。
ここで前回の写真と比べてみましょう。うーん、9カ月の時を経てちょっとは凛々しくなったはず。にしても全然足上がってへんな(笑)
こちらの道の駅にはレストランやフードコートがある。せっかくなのでランチを食べることにした。テラス席では多々羅大橋を見ながら食事できる。
うまそうな海鮮丼!
やっぱり今日はただの休日です(笑)
お!なんか置いてくれてる!
ランチを終えて愛車のもとに戻ると、荷物の上にどら焼きがあった。どなたかはわからないが、ありがたくいただきます(T T)
一緒に走ってくれた方とはここでお別れ。借りていた自転車を返却しバスで今治へ戻るそうだ。約35㎞のツーリング。いやあ楽しかった^^
ゴールの尾道へ
日が暮れてきた。私はというと今日はこのまま尾道まで一気にこぐ。残り35㎞、さあ行くぞ!
因島と向島の間にかかる橋を渡る。ここは橋の上部ではなく、中に設置された道路を走る。
こちらが渡ってきた因島大橋。最後の向島を走れば、しまなみ海道クリアだ。
無事フェリーに乗船。今治側から進むと最後だけフェリーで尾道に渡る。
尾道や!
ゴールに無事到着。朝の10時半に出発して、着いたのは夜の7時だった。
今日は尾道のホテルを予約していた。オーナーは尾道のことなら何でも知るお父さん。お子さんは外で縄跳びを頑張っていた。料金は1泊2500円。ぐっすり寝させていただきます。
尾道市までのルート
2023年2月12日【176日目】
愛媛県今治市→広島県尾道市
走行距離 97.3㎞
積算距離 9,277.8㎞
誰かと一緒に走るしまなみ、最高ですね!ちなみにしまなみは旅中にあと2回走ります(笑)次回もお楽しみに!