【日本語教師とは?】出会いから仕事になるまで

日本語教師

みなさんこんにちは!Tomoyaです。

今回は「日本語教師」という言葉との出会いから、実際にオンラインで仕事を始めるまでについて書いてみました。結論から言うと、未経験・資格なしの私でも収入が得られるまでになりました!

日本語教師って何?

どうやって始めるの?

ということが気になる方は、前半は読み飛ばしちゃってください。

この記事を書いた人
tomoya

元小学校の先生が30代から
自転車日本一周の旅へ
最近はオンライン日本語教師に
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はじめまして「日本語教師」

「日本語教師」という言葉に初めて出会ったのは、私が小学校教員をしていた時です。大学卒業後に赴任した学校は海外にルーツのある子どもが多く在籍する学校でした。「海外にルーツのある」というと少し遠回しに聞こえるかもしれませんが、教育界ではよく使われる言葉です。海外出身の子どもや親戚に海外の方がいる子ども、幼いころから日本と海外を行き来している子どもなど、さまざまな形で海外に‟つながり”のあることを指します。

その学校には当時、各クラスに2~3人はそうした子どもがいて、特に中国にルーツのある子どもが多かったです。中国語ができる日本語教育専門の教員がいて、たとえば配布する手紙は日本語版と中国語版を出したり、懇談会は通訳を交えながら行うことがありました。

ある日、日本語教育担当の教員と話していた時、その方から「日本語教師」という言葉を初めて聞きました。資格を持っているそうで、「日本語にはこんな文法があるよ。」とか「日本語指導はこんな感じでしているよ。」といった話をしてくれました。

「へえ、日本語って奥が深いな。」

当時の私の感想はこのくらいです(笑)

その後、旅を通してさまざまな方に出会う中で「海外でお世話になった分恩返ししたいな」「仕事をしながら旅を続けられる方法はないかな」と考えるようになりました。そんなとき運良くオンライン日本語教師という仕事に出会いました。

「自分にオンラインの仕事はできるのか…。」

「でも、おもしろそうやな!」

しばらく考えた結果、挑戦してみることにしました。

日本語教師とは?

そもそも「日本語教師って何?」という方がいらっしゃるかもしれません。簡単に言いますと、日本語を勉強する必要がある方に日本語を教える仕事のことを指します。うん、そのまま!(笑)日本語を教えている方は全世界にたくさんいます!たとえば、全国にある日本語学校の教員やボランティアの方々、海外の学校で働く方などです。

その中でもオンライン日本語教師はPCを使い、オンライン上で日本語を教えるということが特徴です。自宅やカフェ、ホテル、旅行先なんかでもWi-Fi環境さえあればどこでも教えられるのが強みとなります。「本業を持ちながら副業で」「在宅で自分のペースで」「世界を飛び回るノマドワーカーとして」なんて仲間も実際にいます。日本語教育というと、海外の方に教えるイメージを持つ方が多いかと思いますが、実はいろんなニーズがあります。詳しくは別の記事で解説しますね!

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オンライン日本語教師になるには?

始め方

ここからは「日本語教師を始めてみたい!」という方向けに解説したいと思います。私自身最初は

「何から始めたら…?」

と戸惑いました。オンライン日本語教師は特別な資格がなくてもできます。集客しレッスンを提供すれば、それだけでもう仕事は成り立ちます。ところが第一歩目の「集客」が未経験の方にとっては難しい課題です。私の場合は、まず集客のためのプラットフォームに登録するところから始めました。さまざまなプラットフォームがありますが、登録したのはPreply(プレプリー)というサイトです。2024年10月現在で日本語教師の登録者数は約2100人。資格なしでも登録可能なサイトなので大変人気です。

登録の流れ

サイトに登録する流れを説明します。

①プロフィール作成

②プロフィール動画作成

③サイトに申請

です。

私が登録したPreplyは申請後、5営業日以内に審査結果のメールが届きます。1回目はプロフィール写真が不合格で、もう一度登録しなおしました。写真を入れ替えただけですが、返事が来るまでさらに5営業日かかりました。最終的に審査を通過したのはプロフィール作成を初めて1カ月後だったので、急ぎで登録したいという場合は、登録基準を十分確認してから申請することをおすすめします。現在講師数がかなり増えており、審査の基準も厳しくなってきています。

未経験の私が収入を得るまで

トライアルレッスン

ようやく審査に受かると、Preplyのサイト上に自分のプロフィールが表示されるようになります。登録された初日、私のプロフィールはおすすめ検索画面3ページ目の最下部に表示されていました。未経験で口コミもなく、本当にレッスンを予約してくれるのか不安でしたが、翌日に1件トライアルレッスン(以下トライアル)が入りました。トライアルは生徒が最初にお試しで予約するレッスンのことで、レッスン料はすべてPreply側に入ります。講師側の収入にはなりませんが、新規生徒を獲得するためには必要なステップです。

予約してくれたのはポーランドの高校生で、将来日本に住みたくてオンラインレッスンを受けることにしたようです。私は初めてのレッスンということでかなり緊張してしまい、レッスン中の生徒さんの反応も正直いまいちでした。

「ああ、やってしまった。」

せっかく自分のレッスンをとってくれたのにと少し落ち込んでしまいました。しかし、その生徒さんはありがたいことに継続してくれることになりました。初めての自分の生徒です!

「やったー!」

この時はめちゃくちゃうれしかったです^^

収入

トライアル後に生徒が通常のレッスンを予約すると、新規生徒獲得となります。この2回目のレッスンからようやく授業料が得られます。オンライン日本語教師は自分で時給を決めることができます。

登録してから4日後、初めての通常レッスンが終わり初の収入が得られました。最初なので、ごくごくわずかな収入です。なかなか厳しい世界ですね。ただし何事もスタートは甘くありません。30代未経験、資格もない私がオンラインの仕事に挑戦して初めていただいたお給料です。私としてはうれしくて思わずPC画面の写真を撮ってしまいました(笑)

オンライン日本語教師をやってみて

最初の1か月はつらいですがその後順調に生徒さんが増えて、現在は40人前後生徒さんがいます。挑戦してみて気づいたことは、こんなにも日本語を学びたい人がいるのかということです。いろんな国からさまざまな目的を持った方が受講してくれます。自分が日本語を教えるだけで、毎回最後に「楽しかった」と言ってくれる生徒さんがいて、とてもやりがいを感じます。

また、自分の価値観がさらに広がりました。レッスンでは単に言葉を練習するだけではなく、お互いの文化について話したり、ニュースを見て考えを伝えあったりすることもあります。学習の中で世界中いろんな地域に住む方とつながって、考えを共有できるのはとても貴重な機会だと思います。

Tomoya
Tomoya

最後まで読んでくださりありがとうございました!

もちろん大変なこともありますが、それはまた次回以降のブログで!

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