みなさん、こんにちは!Tomoyaです!
・北海道のおてつたびはどんな感じ?
・猿払村ってどんなところ?
・仕事内容や給料は?
そんな疑問を持っている方へ向けて、私が実際に体験した北海道・猿払村でのおてつたびを詳しくレビューします。
これまで全国10か所以上でおてつたびに参加してきましたが、猿払村では
- 地域の課題を知る
- 地元の方と毎日交流する
- 移住を考えるきっかけになる
という、「おてつたび」らしい経験ができました。
今回の体験を通して「地方移住は観光だけでは分からない」ということを改めて感じました。
おてつたびと似たようなサービスがリゾートバイトです。両者を比べた記事がこちら。
→ おてつたびとリゾートバイトの違いは?どっちがおすすめ?収入・仕事内容・出会いを徹底比較
今回のおてつたび先「北海道・猿払村」とは?
北海道のほぼてっぺん、稚内市の隣に猿払村はあります。
日本最北の村と言われており、人口は約2700人です。
ホタテ漁や酪農が盛んで、特にホタテの水揚げ量は過去全国1位に何度も輝いているそうです。海沿いにはホタテ漁師たちの豪邸、通称「ホタテ御殿」が並んでいます。すごいですね!
そんな猿払村では近年、
- 人口減少
- 担い手不足
- 新しい産業の必要性
という地方ならではの課題があります。
そこで近年取り組まれているのが施設園芸です。
新規就農や企業誘致のための農業の仕方を探るため、夏でも涼しい環境を生かして、夏いちごの栽培が試験的に行われています。
今回のお仕事は「夏いちご」の研究
今回の募集案件はいちごの収穫。
といってもいちご農家さんのお手伝いではなく、役所の方と一緒にお仕事をします。
猿払村には、この土地に合う品種や栽培方法について研究するために育てられているいちごがあります。役所の方が主体となって日々いちごの研究をされています。
つまり、その研究のお手伝いをするわけです。

宿泊は移住体験住宅!
今回宿泊したのは、道の駅さるふつ公園にある移住体験住宅でした。
一般的な寮ではなく、実際に移住希望者も利用する住宅です。

こちらがその住宅。トレーラーハウスのような見た目をしています。

室内は意外と広くて、
- ベッドルーム
- キッチン
- 洗濯機
- 冷蔵庫
- Wi-Fi
など生活に必要な設備が一通りそろっています。
さらに驚いたのは、「前は海、隣は牧場」という立地。北海道らしい暮らしを毎日体験できる環境でした。

住宅にはシャワーのみですが、参加者は隣接するホテルさるふつの大浴場を利用できました。
おてつたびは場所によっては、ホテル内の温泉や町の銭湯を利用できる特典があります。
仕事終わりの温泉は最高です!
一日のスケジュール
こちらが猿払村での大まかな勤務スケジュールです。
8:00 起床
9:00 ビニールハウスでお仕事開始
12:00 移住体験住宅に戻りお昼ご飯
13:30 午後のお仕事開始
15:30 お仕事終了
18:00 晩ご飯
22:00 就寝
今回のお仕事時間は一日5時間程度でした。
ご飯は3食自炊でしたが、道の駅のレストランで食べたり、余ったいちごをいただいたりできました。
実際の仕事内容
今回の仕事は主に3つでした。
① いちごの収穫
真っ赤に熟したいちごを一つずつ丁寧に収穫します。
研究用なので、スピードより品質重視。
高設栽培なのでいちごが比較的高い位置にあり、腰への負担も少なく、初心者でも取り組みやすい作業でした。
収穫をしながら地元の方が猿払村のことについて教えてくれたり、役所の方の思いを聞いたりしました。

② パック詰め
研究用のいちごですが、少量はショッピングモール等で販売されます。
形がきれいで、大きさの基準をクリアしたいちごのみパックに詰めていきます。

③ ジャム用の加工準備
販売できないいちごは、ジャムなどへ加工されます。
ヘタを取って冷凍保存する作業も担当しました。
食品ロスを減らす工夫も学べました。
このように地方での仕事を体験する働き方は、おてつたび以外にもあります。
→ リゾートバイトにおすすめの派遣会社5選|未経験者向けに比較【2026年版】

地域おこし協力隊との出会い
今回、一緒に仕事をしたのは役場の職員だけではありません。
地域おこし協力隊のみなさんでした。
総務省のHPには以下のように記されています。
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。
引用:総務省HP
任期はおよそ1~3年で、単身で派遣される方やパートナーと一緒に赴く方もいるそうです。応募者は年々増えており、2025年の時点で全国で8000人以上が活動しています。
実際に話を聞いてみると、「給料だけを見れば決して高くはない」と言っていました。
それでも、
「この地域で暮らしたい」
という思いで活動されていました。
もし地域おこし協力隊に興味がある方は、まずはおてつたびのような短期滞在で地域を知ってみるのもおすすめです。
→ 地方移住したいけど仕事が不安…日本一周した私が実際に使ったサービス7選

猿払村を観光してみた
仕事は1日5時間ほどなので比較的短め。そのため午後や休日は、猿払村をたくさん観光できました。
ここからは実際に訪れてよかった場所を紹介します。
道の駅さるふつ公園
まずおすすめしたいのが宿泊場所でもあった道の駅さるふつ公園。

こちらは移住体験住宅がある道の駅の飲食店、さるふつまるごと館です。
ここの名物はなんといってもこれ!

巨大なホタテ丼です!
周りを囲むホタテも十分大きいですが、真ん中のホタテは見たことない大きさです。
注文後に水槽から取り出されて、調理されるホタテのお味はもはや説明不要。
今まで食べたホタテで間違いなく一番おいしかったです。
北海道旅行の途中でも、ぜひ立ち寄ってみてください。
ソフト貝柱
お土産ならソフト貝柱。
貝柱が一つずつ真空パックに詰められています。
ホタテのうま味が凝縮されたようなお味で、そのままでもおいしいですし、醤油を少しつけてご飯と食べても最高でした。

エサヌカ線

北海道好きなら一度は聞いたことがあるかもしれません。
全長約16kmある直線道路で、何度見ても感動する景色でした。

ここで見る夕日もおすすめです!
→ 自転車日本一周でおすすめの絶景・体験スポット10選【前編】
朝日・夕日・星空

宿泊していた移住体験住宅の前は海。
朝起きるとすぐ朝日が見えます。

猿払村は星空も最高にきれいです。期間中は天の川に流れ星、圧巻の天体ショーが見られました!
都会では味わえない贅沢な時間です。
写真映え間違いなしの牧草ロール看板

この看板は名物写真スポット。牧草ロールに文字が書かれています。
道の駅を通る観光客や旅人は必ずここで写真を撮っていきます。
北海道らしい風景も満喫

いろんな動物たちとの出会いもありました。
猿払村ではホタテ漁だけではなく酪農も盛んです。いくつか牧場があり、いつでもたくさんの牛たちを見ることができます。

牧草ロールだけの風景もおもしろいです。場所によって白や黒、しましまの色で包まれたロールを見ることができます。
北海道らしい景色ですね。

鹿やキツネにも出会いました。キツネなんてなかなか地元で見ることがないのでびっくりでした!

休日は稚内までサイクリング
休日には稚内までサイクリングしました。
宗谷岬方面へ向かう道も絶景続き。
北海道ならではのスケールの大きな景色を満喫できます。
▼関連記事
→ 稚内「みどり湯」は旅人の聖地!実際に泊まった口コミと宗谷岬サイクリング体験記

最終日は村長さんとお話する機会も
最終日には役場の村長室に案内されて、村長さんとお話をする機会がありました。
- 猿払村の現状
- 人口減少
- 教育
- 地域づくり
について直接お話を聞くことができました。
北海道の北部は特に学力に課題が多いらしく、新しく作った教育施設で放課後の学習のサポートをしているそうです。
村には高校がないので、高校から大学進学にかけて村を出ていくと、なかなか戻りにくいという現状があります。
村での雇用先も限られているので、そういった意味でも、農業で新しい雇用を生み出そうとする試みは価値あるものだと思いました。

退出する際にはお土産にとたくさんの特産品をいただきました。この後、ほとんどを宿で食いつくしてしまうのは想像に難くありませんね(笑)

お世話になった隊員の方にもメッセージをいただきました。
今回のお給料
勤務日数は10日間で、勤務時間は35時間でした。
気になるお給料は…
35,000円でした!
交通費は距離によって負担が大きくなることもあります。
しかし、
宿泊費
地域体験
観光
地元の方との交流
まで含めて考えると、
お金以上の価値があったと感じています。
まとめ│「ザ・おてつたび」を体験できた10日間だった

貴重なお仕事の体験と合わせて村の案内、現地の方との交流など、おてつたびだからこそ体験できる内容ばかりでした。まさに
ザ・おてつたび!
単なるアルバイトではなく、「地域の暮らしを知る旅」だったと感じています。
残念ながら現在は猿払村のおてつたび募集はありませんが、北海道旅行や地方移住を考えている方には、ぜひ一度訪れてほしい地域です。
以上、猿払村でのおてつたび体験レポートでした!
地方移住したい方には「お試し移住」!
この地域で暮らしてみて感じたのは、『移住する前に短期間住んで働いてみる』ことの大切さでした。
私は全国10か所以上でおてつたびを経験しましたが、どの地域にも暮らしてみないと分からない魅力があります。
地方移住を考えている方は、まずはお試し移住として参加してみるのがおすすめです。」
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