みなさんこんにちは!Tomoyaです。
今回は筆者が広島で体験したおてつたびのレポートです。
・広島でおてつたびをしてみたいけど、どんな仕事がある?
・農業未経験でも大丈夫?
・実際のお給料や雰囲気はどんな感じ?
そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では私が広島県三次市の平田観光農園で14日間おてつたびをした体験を詳しく紹介します。
私はこれまで全国で10回以上おてつたびに参加してきましたが、その中でも平田観光農園は人との出会いが特に印象に残ったおてつたび先でした。
ぶどう栽培という普段経験できない仕事はもちろん、おてつびとやスタッフとの交流、自然豊かな暮らしなど、都会では味わえない2週間を過ごすことができました。
おてつたびと似たようなサービスがリゾートバイトです。両者を比べた記事がこちら。
→ おてつたびとリゾートバイトの違いは?どっちがおすすめ?収入・仕事内容・出会いを徹底比較
今回参加したおてつたび先「平田観光農園」とは?
今回お世話になったのは、広島県三次市にある「平田観光農園」です。
広島県の山あいにある観光農園で、
- ぶどう
- りんご
- いちご
- すもも
- ブルーベリー
など、季節ごとにさまざまな果物を栽培しています。
観光客向けには果物狩りが人気で、特に「ちょうど狩り」という、旬の果物を複数楽しめるプランが有名です。
農園内にはカフェや売店もあり、休日には多くの家族連れでにぎわいます。
詳しくは平田観光農園さんのHPをご覧ください。
おてつたびの募集期間
私が参加した期間は、2022年5月28日〜6月10日の約2週間でした。
募集ページには、
- BBQを開催
- ホタルが見られる
- 流れ星が見える
- 牛・ヤギ・ポニーと触れ合える
など、とても魅力的な内容が書かれていました。
本当にそんな体験ができるのか半信半疑で参加しましたが、実際には想像以上に自然を満喫できる毎日でした。
宿泊施設はどんなところ?
宿泊場所は男性の場合、こちらのシェアハウスです。

女性は会長さんのお宅の空き部屋を利用していました。
基本的には二人で住みます。それぞれの部屋と共有スペースがあり、生活に必要なものはおおむねそろっています。
湯舟は一応ありましたが、正直そこまで清潔感はなく、毎日シャワーで済ませていました。
豪華な宿ではありませんが、「共同生活を楽しむ」という意味では十分満足できる環境だったと思います。
平田観光農園での1日のスケジュール
こちらが平田観光農園での一日の大まかなスケジュールです。
7:00 起床
8:00 農園の管理棟前で朝礼
8:20 午前のお仕事開始
12:00 お昼休憩
13:00 午後のお仕事開始
17:00 お仕事終了
18:30 晩ご飯
22:00 就寝
2022年の時点では朝と夜のご飯は会長さんのお宅でいただいていましたが、現在は自炊となっています。
昼ご飯は農園の中にあるカフェのカレーがいただけました。これが絶品!
作業が早く進んだ日は15時に上がることもありました。夜はわりと時間があるので、部屋でシェアメイトと話したり、車で出かけたりしました。
初日の旅日記はこちら↓
ぶどう畑での実際の仕事内容
さまざまなお仕事がありますが、参加者のほとんどは農業未経験で、問題なくできる作業ばかりでした。
① ぶどう栽培の「ジベレリン処理」
私が担当したのは、ぶどう栽培です。
最も多かった仕事が「ジベレリン処理」という作業。
初めて聞く名前でしたが、ぶどう作りでは欠かせない重要な工程でした。
ジベレリン処理とは?
ジベレリンとは植物ホルモンの一種です。
ぶどうの小さな実を専用のピンクの液体に浸します。
すると、

まだ一粒一粒が小さく赤ちゃんのようなぶどう。これに期間をあけて2度液体をつけます。
すると1回目は種なしに、2回目のジベ処理では肥大化します。
つまり、スーパーで見かける大きなぶどうは、この作業を経て育っているのです。初めて知ったときは驚きました。
ただ液体につけるだけで大きくなるとは。不思議ですね^^
実際にやってみると意外に大変
この作業、実はかなり大変です。

ぶどうの実はご覧の通り頭上にあるので、木によっては身をかがめてつける必要があります。
そしてこのジベレリン処理を忘れてしまったり、つけ残しがあると、その一粒一房が肥大化しないので商品になりません。
ぶどうは一房2000円するものもあるので責任は重大です。

ちなみに初日にしっかりジベ処理をしたぶどう畑がこちら。10日ほど経っています。粒がぷくっと膨れてぶどうらしくなってきています。
食べられるまでにはまだ時間がかかるそうですが、自分が行った作業で、果物が目に見えて大きくなると素直にうれしいです。
② 誘引(ゆういん)作業

こちらは誘引という作業です。上に伸びすぎた茎やツルを専用の機械でつなぎ止めます。
この作業をすることで、
- 日当たりが良くなる
- 手の届く範囲で作業がしやすくなる
- 実が育ちやすくなる
というメリットがあります。先ほどのジベ処理もしやすくなります。
③ ぶどうの袋かけ
ぶどうがある程度大きくなると、一房ずつ紙袋をかけます。
これは
- 虫から守る
- 病気を防ぐ
- 色づきを良くする
ための大切な作業です。
一房ずつ手作業なので、かなり時間がかかります。
普段何気なく食べているぶどうですが、ここまで多くの工程を経ているとは思いもしませんでした。
④ 病気予防の作業
ぶどうの根元へ薬剤を塗る仕事も担当しました。
薬剤というと少し怖いイメージがありますが、スタッフの方が安全な方法を丁寧に教えてくださいます。
難しい作業ではありませんが、一つひとつ正確に行うことが求められました。
⑤ 牛のエサづくり

こちらは農場で飼育している牛のエサを瓶につめる作業です。
牛さんが背後から
「まだ?」
という感じでプレッシャーをかけてきます(笑)
牛やポニーと戯れる時間は、きつい作業から少し開放される瞬間でした。
このように住み込みで地方の仕事を体験する働き方は、おてつたび以外にもあります。
→ リゾートバイトにおすすめの派遣会社5選|未経験者向けに比較【2026年版】
平田観光農園名物!毎日楽しみだった絶品カレー
実は仕事以上に毎日楽しみだったものがあります。
それが…
昼食のカレーです(笑)
昼食は園内にあるカフェのカレーが支給されます。しかも毎日違うメニュー。
全国10回おてつたびを経験しましたが、昼食の満足度はトップクラスでした。
ここで、私が実際に食べたカレーランキングトップ3を発表します!
第3位 クリームソースかかってますやんカレー

大盛のカレーの上に余りのクリームソースがどっさりかかったこちらのカレー。
通常のカレーのフルーツのうま味の後に、クリームソースのまろやかさが追いかけてくる感じ。あっぱれです。
第2位 焼きチーズの下にハンバーグ入ってますやんカレー

カレーにハンバーグがのっているだけでも贅沢やのに、あぶりチーズもかかってまっせ。
あまりのうまさにスプーンが口まで高速移動。堂々の第2位おめでとうございます。
さあ栄えある第1位は…
第1位 なんかエビのってますやんバターチキンカレー

エビ好きの私。味は説明するまでもなし。文句なし堂々の優勝です!
こんな感じで毎回おいしいカレーをいただきました。
カフェの方とても優しくて、毎回「大盛にする?」という悪魔的な言葉をかけてくれました(笑)
仕事終わりのおてつびととの時間
平田観光農園では仕事だけではありません。
仕事が終わった後も楽しい時間がたくさんありました。
ポニーや牛、ヤギに癒される時間

おてつびとの方とポニーさんがいる場所に来ました。
特典に書いてあった通り、ポニーや牛、ヤギさんまでいました。まるでプチ動物園です。
ホタルを見に夜のドライブ
ある日の仕事終わりに車持ちの方がある場所に連れて行ってくれました。それは…

ホタルの川です!
どうですかこれ!ホタルがたくさん!
都会ではなかなか見られない光景で感動的でした(T T)
最後の夜のBBQ
おてつたびが終わる間近の日にスタッフの方が宴を開いてくださりました。

お酒が入ると話が弾みますね。
さらに話が弾むのはやっぱりこれです。

火を見ていると普段言えてないことがぽつぽつ出てきたりしますよね。
スタッフのみなさんやおてつびとの方と
- 仕事中には聞けなかった話
- 将来の夢
- 恋愛話
などを話しました。
山奥なので星もきれいに見えましたよ!
一番の思い出は「人との出会いと別れ」
自転車旅をしていた仲間
約2週間一緒に過ごしたメンバーとお別れの場面です。

こちらは、同じ自転車旅の方です。
「三次(みよし)までの道が一番きつかったよね(笑)」
と自転車旅での苦労を共有しました。
彼女は日々を旅するように生きているカメラマン。またどこかでお会いできるのを楽しみにしています。
休日のサイクリングの様子はこちら↓
シェアハウスで一緒だったルームメイト

こちらは一緒に暮らしたルームメイトの方。ぶどう栽培についてよく知っていて、日々勉強になりました。
それだけではなく、オーストラリアでのワーキングホリデー経験を毎日にように語ってくれました。
「実は西海岸の方が海がきれいだよ」
「車旅をしたときは毎日のように焚火したよ」などなど。
自分にとって刺激になる話ばかりで、違う経験を持った人と一緒に暮らすというのがこんなにもすばらしいことだとは思いませんでした。
学生時代までは、周りの人と壁を作りがちだった自分にとって、びっくりするような出会いでした。
オーストラリアの旅についてはこちら↓
30歳でオーストラリアワーホリに挑戦した体験談①|費用・仕事・英語力を公開
実際にもらえた給料を公開!
今回参加した期間は14日間。
休日は4日間。
実際の勤務時間は…
82時間30分
そして支給された給料は…
74,250円でした。
ぶどうの作業は体力勝負でしたが、一粒一粒本当に丁寧に作られています。
「ぶどうって高いなあ。」と思っていた過去の自分を引っぱたいてやりたい(笑)
とてもやりがいを感じるお仕事でした。
おわりに

スタッフの方、おてつたびメンバー、シェアメイトの方と記念写真です。
ぶどう栽培はきつい作業が多かったですが、仲の良さで乗り切れました。それぞれいろんな背景をお持ちの方々、たくさんの経験をありがとうございました。
ただのお仕事ではない2週間の特別な体験。みなさんの参考になれば幸いです。
地方移住したい方には「お試し移住」!
この地域で暮らしてみて感じたのは、『移住する前に短期間住んで働いてみる』ことの大切さでした。
私は全国10か所以上でおてつたびを経験しましたが、どの地域にも暮らしてみないと分からない魅力があります。
地方移住を考えている方は、まずはお試し移住として参加してみるのがおすすめです。」
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