ウズベキスタン旅行3日目。
今回はいよいよ、旅のハイライトでもある世界遺産都市サマルカンド観光です。
あいにくの雨でしたが、それでもサマルカンドの美しさは圧倒的でした。
本記事では、
・レギスタン広場の見どころ
・シャーヒ・ズィンダ廟群の歩き方
・シヨブバザールの楽しみ方
・サマルカンド名物グルメ
について解説しています。
これも読めば、サマルカンドの1日観光モデルコースが出来上がります。
ぜひ最後までご覧ください!
サマルカンドとは?|「青の都」と呼ばれる世界遺産都市
サマルカンドはウズベキスタン東部に位置する古都。
14〜15世紀にはティムール朝の首都として栄え、中央アジアの中心都市として発展した。
現在は「青の都」と呼ばれ、
- 青いタイル装飾のモスク
- 美しい霊廟
- 歴史的な神学校
が街中に点在している。
ウズベキスタンの世界遺産
ウズベキスタンにある世界遺産は全部で7つ。
- サマルカンド(今回の目的地)
- ヒヴァのイチャン・カラ
- ブハラ歴史地区
- シャフリサブス歴史地区
- 西天山
- トゥランの寒冬砂漠群
- シルクロード:ザラフシャン・カラクム回廊
その中でもサマルカンドは、最も規模が大きく観光スポットが集中している都市である。
サマルカンド観光は徒歩でも回れる?

8:00 サマルカンド駅から街の中心部に向かう。
今日は一日サマルカンドやー!
と意気込むもあいにくの天気。雨男の設定は今日ばかりは解除していただきたい(笑)

バスでも行けるが、時間があるので徒歩で向かってみる。距離にして約4㎞。ちょっと歩きすぎか(笑)
リュックの重みが両肩にのしかかる。朝も食べていないのでかなり空腹だ。
レギスタン広場|サマルカンド観光の中心地
最初の目的地はレギスタン広場。
レギスタンとはウズベク語で「砂の場所」という意味で、かつては市場として使われていたそうだ。
駅からは徒歩1時間で到着。

でっかい広場!!
実際に目の前に立つと、想像以上のスケール。
あいにくの雨でも圧倒される迫力で、「ここがシルクロードの中心か」と感じる場所だった。

現在は以下の3つの神学校に囲まれた巨大な広場になっている。
- ウルグベク・メドレセ(左)
- シェルドル・メドレセ(右)
- ティラカリ・メドレセ(中央)
文化交差路とも呼ばれるサマルカンド。シルクロードのいくつかの道がここを十字路として、交わり分かれていた。

あいにくの天気だが、その荘厳さは変わらない。
天気がいいときの写真はどなたかのブログでご覧ください。
ちなみにここは「あいのり」のAsian journeyシーズン2でメンバーが訪れていた場所。聖地巡礼ってことで(笑)
グーリ・アミール廟|ティムールが眠る霊廟
レギスタン広場から徒歩圏内にあるのがグーリ・アミール廟。
ここはティムールとその一族が眠る霊廟で、ペルシャ語で「王の墓」を意味する。

青色のドームと両サイドの塔はイスラム教のモスクのつくりと似ている。

入口の装飾は特に美しく、サマルカンド建築のレベルの高さを感じる場所だ。
シヨブバザール|サマルカンドのローカル市場
レギスタン広場から北東に少し進んだところに大きなバザールがあった。

シヨブバザールという名前の市場で、雨の中でも多くの地元民でにぎわっている。
こちらの見どころは、
- 巨大なナン(サマルカンドナン)
- スパイスや食料品
- シャシリク(串焼きの肉)
さて、何に出会えるか。

ここもなかなかの規模やなあ。

朝から何も食べていない。何かおいしいものは…。

ひょえーなんやこれ!
サマルカンドナンと言うらしい。おばちゃんが教えてくれた。ナンというよりは、大きなベーグルだ。
一つ買ってみることにした。値段は3000スム(約37円)。安い(笑)
持ってみると結構重くてあったかい。そのまま食べてもおいしいそうなので、一口いただく。
うーん、たしかに味つけなしでも…いや、ただの硬いナンや(笑)
シャーヒ・ズィンダ廟群|サマルカンドブルーの真骨頂
今回の旅で最も印象に残ったのがシャーヒ・ズィンダ廟群。
廟は霊廟のことで、亡くなった方を祀る施設。いくつもの霊廟が集まっているので「廟群」となる。シャーヒ・ズィンダはウズベク語で「生ける王」という意味だそうだ。

見どころ
- 何層にも続く青いタイル装飾
- 建物ごとに異なるデザイン
- 写真映えする回廊構造
特に有名なのが「サマルカンドブルー」と呼ばれる青色のタイル装飾。
光の当たり方によって色合いが変わり、まるで別世界のような空間が生まれる。
シャーヒ・ズィンダでの出会い

階段を上って中へ入る。
英語のガイドさんが話すのを盗み聞きしたのだが、ここの階段の段数を数えて、行きと帰りの数が同じであれば天国に行けるそうだ。ぜひやってみよう!
いち、に、さん…にじゅういち、にじゅうに…と数えているときだった。
「こんにちは!」
日本人のご夫婦に声をかけられた。この国に来て初めての日本人。少し興奮して、段数は無事忘れた(笑)
定年を迎えたので、お二人で観光に来たそうだ。
「一人旅?」「なんでウズベキスタンにしたの?」
いろいろと質問してくださった。しばらくここまでの行程を話す。
ご夫婦とは一旦別れ、続きの階段を上っていく。この先がサマルカンド観光で一番楽しみにしていた場所だ。

なんじゃこりゃ!
両サイドに壁のように霊廟がそびえたっている。いくつもの廟が横につながり、奥まで続いている。

装飾が他のとは違って圧倒的に細かい。

中に入ってみると、建物ごとに天井の模様や色が微妙に異なっていた。
特におすすめの「映え」スポット

この廟群は一度に建てられたわけではなく、何世紀にもわたって、隣へ隣へと廟が建てられていったそうだ。どこで写真を撮っても「映える」。

そんな中でも特におすすめの画角はここ!
廟の扉をくぐり、外を眺めてみてほしい。

すげえ。
これが サマルカンドブルー。
この街の建物はそう呼ばれる。驚きすぎて一瞬時間が止まった。
他の街にも青色の装飾はあるが、ここの建物に使われているタイルの装飾は本当に細かくて美しい。どうですかみなさん。心のシャッター押せましたか?^^

帰り道に先ほどの日本人夫婦に再び会った。レギスタン広場が見える場所で写真を撮ってもらった。
サマルカンドグルメ|プロフとシャシリク

レギスタン広場から南へ少し進んだ通りでなんだかいい香りがした。BBQでもやっているのか。
店の前でおじさんに声をかけられた。
ヘイ!ニーハオ!肉食うか?
現地の言葉だったが、おそらくそんなことを言っている。中国人だと思っているのか(笑)
悪い人ではなさそうだ、それに腹が減っている。店に入ってみた。
メニューを見てすぐに決めた。プロフとシャシリクだ!プロフはウズベキスタン初日に食わせてもらったチャーハンのような食べ物。シャシリクというのは中央アジアでよく食べられる肉の串焼きだ。

プロフが登場。プロフとシャシリクのセットで25000スム(約306円)だった。
サービスでサラダやパンもくれた。器もウズベキスタンぽくておしゃれ。

こちらが牛のシャシリク。めっちゃうまい^^
おじさんは身振り手振りで「ここにいな。」と伝えてくる。外を見るとひどく雨が降っている。
このまま少し店で雨宿りさせてもらうことにした。
雨のサマルカンドと冠水した道路
1時間ほどたち雨が止んだ。細い路地を抜け、大通りに出る。
再びサマルカンド駅まで歩いて戻るのだ。

なるほど、真ん中に水が集まるようにしてあるのか!
道の真ん中に排水溝があった。古い造りなのだろうか。
これでうまく排水できるわけか。おもしろい。

大通りに出た。
おいおい、全然排水できとらんやんけ(笑)
道路に水があふれている。そんなに降っていたのか。それとも排水設備が不十分なのか。

車はなんとか走れるくらいだが、深みにはまっている車も見られた。現地の人もカメラを構えるほどのあふえよう。
靴を濡らしながら対岸へわたり、水が少ない道まで歩いた。
バス使うか。
歩き疲れ、途中でバスを使うことにした。バス停らしき場所で待っていると早速やってきた。
運転手にたずねる。
サマルカンド駅に行きますか?
残念ながら通じない(笑)
後ろのお姉さんが現地語で伝えてくれた。サマルカンドの発音が悪いのか?
1200スムでサマルカンド駅に戻ることができた。
電車の時間まで3時間ほどあったので、もう一度あれを食べることにした。

そう、シャシリク(笑)
さっきのやつがうますぎたので、駅にあった店でも注文してみた。
だがこっちのシャシリク、刺さっているのは鶏肉だった。しかも淡白な胸肉のような味だ。
おいおいこれやったらただの焼き鳥やんけ。
店主のおじさんにシャシリクはいろんな肉を使うのか聞いてみた。
でもやっぱり通じない。シャシリクの発音も悪いのか(笑)
コーヒーを飲んでいると、後ろから青年が声をかけてきた。見た目はアジア人のようである。少しクセのある英語をしゃべった。
彼はモンゴルから来た旅人だった。今までお互いが行った国や相撲について話した。
高速鉄道で首都のタシュケントに向かう。
タシュケントは初日に降り立った場所。つまり飛行機と寝台列車、高速鉄道でウズベキスタンの3つの街をくるりとめぐったことになる。
3時間半でタシュケントに着いた。
しかし、今日予約しているホテルからはかなり遠い場所で降りることになってしまった。仕方なくタクシーを使う。10分ほどしか乗らなかったが、40000スム(約544円)もとられてしまった。

受付で明日の出発時刻を伝える。午前の便で帰るので、7:30には出なければならない。
すると受付のおじさんが言った。
「朝食は8時からだが、7:20から食べられるようにしよう。タクシーは呼ぶか?」
なんて優しいんや。
手持ちのスムが少ないのでタクシーではなくバスか電車で行くことを伝えると
「いくら持ってるんだ?少しなら助けよう。」
うそやろ?
ホテルマンからのそんな言葉聞いたことがない。
結局少しだけ補填してもらうことにして、タクシーを呼んでもらえることになった。
機内でウズベキスタン旅をふりかえる
5:00 起床
ベッドの上で旅の記録を書く。
朝ごはんを食べて出発。受付のスタッフにお礼を告げタクシーへ。
タクシーのドライバーがこれまたいい人で、
「飛行機の時間は?間に合うか?」
「ウズベキスタンはどうだった?楽しかったか?」など、簡単な英語でいろいろと話しかけてくれた。
空港に着き、チェックインを終える。
飛行機に乗り込み、今回の旅をふりかえった。
思えば最初のシャブカットとの出会いがよかったのかも。
いやもっと言えばあの便に乗っていなかったら、そもそも旅先をウズベキスタンにしていなかったら…。
ウズベキスタンに来て本当によかった。優しさにあふれた国だった^^
まとめ|ウズベキスタンは「文明」と「出会い」の交差路
最終日のサマルカンド観光でも、いろんな現地の方に助けられました。
名前しか聞いたことがなかった国が一気に身近に感じられるように。まるで家族が住んでいるような感覚にまでなりました。
- 世界遺産レベルの建築美
- ローカルな市場の生活感
- 人との偶然の出会い
- 見返りを求めない親切さ
「文明」の交差路でもあり、多くの「出会い」が生まれる場所でもある。
そんな特徴のある国に皆さんもぜひ行ってみてください!
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