こうなったらあの島も!【225日目 沖永良部島・与論島】

日本一周
この記事を書いた人
tomoya

元小学校の先生が30代から
自転車日本一周の旅へ
最近はオンライン日本語教師に
挑戦中!
日々の出会いや感じたことを
お届けします!

tomoyaをフォローする

何を得ましたか?

フローラルパークのトイレ前で野宿

5:40 沖永良部の公園からおはようです!トイレの横だというのに誰も来なかった。いや、自分が寝入っていただけか(笑)

フローラルパークのトイレ

月と太陽が交代する時間。顔を洗い、無理やり体を起こす。

フローラルパークでグラウンドゴルフをする人

6:00 昨日のグラウンドゴルフのメンバーが何人か朝練にやってきた。大会が近いそうだ。それにしてもおじいの朝は早すぎる。

沖永良部島のバス

ゆっくりと和泊港に向けて移動開始。今日のフェリーは12時に出る。余裕のよっちゃんイカだ。

沖永良部島のじゃがいも畑

朝日に照らされ輝く畑がきれいで、思わず写真を撮った。沖永良部はサトウキビやじゃがいもが名産物らしい。ここでは何を育てているんだろうか。

沖永良部島のコンビニ

見たことないコンビニで朝ごはんを買う。コンビニ前でおじさんに「それだけ日本一周されて何を得ましたか?」と聞かれた。寝ぼけていたが少し考えて答えた。

うーん、世の中いろんな生き方している人がおるんやなって思いました。

おじさんは「ほおー!」と言って中に入っていった。おにぎりを選びながら、さっきの回答を振り返る。「得ましたか?」の答えにはなっていないが、素直に思ったことは言えたか。

いろんなタイミングが重なってこれまで多くの方に出会えた。小学校の先生を続けていてもそれなりに人との出会いはあっただろうが、ジャンルの違う決して交わることのない方たちに合えたのは確かだ。道端で助けてくれた人、仕事でお世話になった地域の人、クレイジーな旅人たち…。挙げ出すときりがないが、インパクトの強い人から順に頭の中に登場する。みなさん元気にしているだろうか。

次の島へ

沖永良部島の道めんしょーり

小さな町の小さな道を抜けて

沖永良部島の海岸

おととい通った海沿いの道へ。

沖永良部島の風車

8:00 タラソおきのえらぶという施設の裏の公園を見つけた。ベンチで少し昼寝をする。いやただの二度寝か(笑)

タラソおきのえらぶの展望台

こちらは展望台。次の島はどんなところだろうか。目的地はすでに決まっている。

和泊港に着岸するマリックスラインのフェリー

11:30 和泊港にマリックスラインの船がやってきた。

和泊港に着岸するマリックスラインのフェリー

おとといの船とは別の型のクイーンコーラルクロスだ。さてここで次の目的地の発表です。次の島は…

与論島!

こうなったらあの島も行くしかありません(笑)鹿児島から当初は喜界島・沖縄のみ訪れる予定だったがいつの間にか奄美群島をめぐることになり、沖縄まで残す島は一つだけになった。ここで与論島をスキップすれば、きっと島の人に怒られる。ということでレッツゴー!

沖永良部からは1時間40分。料金は自転車代含め2180円だった。

クイーンコーラルクロスのシャワー室

船内でさっそくシャワーを浴びる。シャワー室きれー!

フェリーから見た和泊港

約二日間お世話になった沖永良部島とお別れ。次はもっとゆっくりした日程で来たいものだ。

このフェリーでは奇跡的な出会いがあった。

フェリーで出会った旅人

彼はインスタでつながっていた千葉からの日本一周チャリダーゆうやくん。たまたま同じ船に乗っていた。初めて連絡を取り合ったのは宮崎にいるときだった。ニアミスで会えず、「また沖縄で会えたら!」と話していたが、まさか船上で会えるとは(笑)

ヨットの持ち主

与論島に上陸した旅人

彼に見送られ上陸。降り立ったのは地図上の西の与論港。彼はそのまま沖縄に向かうらしい。

与論島は沖縄の1つ手前の島。回ってきた奄美群島の島々の中では最も面積が小さい。島にある与論町は鹿児島最南端の町だ。

ヨロン駅

まずはヨロン駅という場所に来た。

ヨロン駅

ここに鉄道は走っていないが、線路と立派な車輪に

ヨロン駅

駅舎もあった。写真スポットとしてはいい感じ。

駅の前でとあるご夫婦に出会った。北海道から来られたそうだが、その手段に驚いた。なんとヨットで来たそうだ。赤いヨットだそうで、船の名前までうれしげに教えてくれた。

奄美大島の古仁屋に泊まっていたヨット
古仁屋にて

「赤いヨット」と聞いて思い出したことがあった。奄美大島の古仁屋にいた時、かっこいい赤のヨットがあってこっそり写真を撮ったのだ。

その話をしてみると、なんとこちらのご夫婦のヨットだった。こんな偶然があるのか(笑)

興奮して連絡先を交換した。ヨットは船着き場に置いてあるらしく、「後でおいで!」と誘ってくださった。すごい出会いだ。

与論島一周

ヨロン空港

さて、与論島ももちろん一周する。小さい島なのでもしかしたら一日で回れるかもしれない。こちらは空港。白を基調とした建物でかわいい。

ヨロン空港の隣のニシムタ

隣にニシムタというホームセンターがあった。ある物を欲していたことを思い出す。

与論島のコーラルウェイ
コーラルウェイ

無事めあての物が買えた。島を時計回りに進んでいく。こちらは空港の滑走路に沿った長い道。白っぽい砂が敷かれている。

与論島の王者の椅子

道沿いに突然王者の椅子というのが現れた。コンセプトはわからない。

与論島のウドノスビーチ

ウドノスビーチという場所に来た。少し道に迷ったが、関東から一人旅で来ていた方とともになんとかたどり着いた。

ヨロン島で買ったビーチサンダル

ここで先ほどホームセンターで買った物の袋を開ける。ビーチサンダルだ。あれだけ南の島を回っておきながらスニーカーしかなく、気軽に水につかれなかった。では思う存分…

与論島のウドノスビーチ

冷てえー!

南の島と言ってもまだ4月。水温は少し冷たい。

与論島の海

奄美群島はどの島も海がきれいだったが、与論の海は頭一つ抜けている気がする。

与論島の海

どうですかみなさん!この透明度! 

泳いでいる魚の毛穴まで見えそうだ。

与論島の海岸にあったカヤック

冗談はさておき、どこを撮ってもいい写真になる。

与論島循環線という道路を通り、今度は反対側の海岸へ。

与論島の大金久海岸

うわあ、こっちもすごい!!

与論島の大金久海岸

大金久海岸というビーチで、奥にうっすら白く見える百合が浜が特に有名。春から秋にかけて干潮時にしか現れない白砂の島で、テレビや本で見たことはあった。プロポーズするカップルもいるそうである。ロマンですねえ^^

島の駅くるまどうのアンダギーとちまき

島の駅くるまどうというところで、黒糖アンダギーと中華ちまきを買った。

観光客の方とパシャリ。

与論民族村

与論民俗村という観光スポットへ。ここは昔の民家や道具を展示する私設の展示館で、500円で見学できる。

与論民族村

昔の与論の家はこのような円錐型のかやぶき屋根の家だったそうだ。ガイドの方がゆっくりと丁寧に説明しながら案内してくれる。

与論民族村

島内には数は少ないが、琉球文化の影響を受けた赤瓦の家も存在するそうだ。

与論民族村の砂糖車

こちらは砂糖車。工場ができるまでは、サトウキビを絞るのにこうした機械を使っていたらしい。

与論民族村でいただいた漬物とお茶

お手製の漬物とお茶もいただけた。ガイドもついているのでこれはお得!民族の生活についてしっかり学ぶことができる。

与論島の地主神社

17:30 島南部にある神社にやってきた。鳥居と鯉のぼりがコラボしている。

与論島のサザンクロスセンター

こちらはサザンクロスセンターという展望台兼資料館。10分前に閉館していた。

与論城跡から見た夕日

ここに来た理由は一つ。この絶景を見るためだ。かつて与論城があった場所は小高い丘になっている。夕日と海と与論の大地のスペクタクルショー。最高の景色だった。

与論島に止まったヨット

海岸に止めてあった例のヨットにご挨拶に行った。ご夫婦に「明日の朝またおいで!」と言われた。何か楽しいことがあるようだ。

与論島で野宿

船の近くにいい感じのベンチを見つけた。ちなみにいい感じとは屋根、マットのサイズに合うベンチ、水道設備に対しての意見だ。うん、完璧(笑)

与論島の水道で手洗い洗濯

水道をお借りして洗濯する。久しぶりの手洗い洗濯。フィジー留学の寮生活を思い出す。

与論島の飲食店
真ん中の店が芭蕉亭

19:40 おなかが空いて、夜の街にくり出してみた。まるで東南アジアの道を歩いているようなレトロな雰囲気。いい感じのご飯屋さんがたくさんある。

与論島の芭蕉亭の焼肉定食

芭蕉亭というお店に吸い寄せられるように入店。口が勝手に焼肉定食を注文。目の前に来た時点でもううまい(笑)

しゃべりの上手なお母さんだった。日本一周Tシャツにあたたかいメッセージを書いてくださった。

与論島でいただいたジュース

差し入れにジュースをいただいた。今日の旅も予想していない終わり方になった。

与論島の星空

満天の星空を見ながら、家まで歩いて帰った。明日はどんな島生活になるのか。

沖永良部~与論島ルート

2023年4月11日【225日目】

走行距離 42㎞

積算距離 11,631.3㎞

ともや
ともや

与論島もいい島ですね^^ヨットの方との出会いはおもしろい旅へとつながっていきます。次回もお楽しみに!

にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周(自転車)へ

タイトルとURLをコピーしました