みなさんこんにちは!Tomoyaです。
・兵庫のおてつたびはどんな感じ?
・glaminkaってどんな施設?
・スタッフ同士の共同生活は大変?
そんな疑問を持っている方には今回の記事がぴったりです。
私はこれまで全国10か所以上でおてつたびに参加し、農業・旅館・ゲストハウスなどさまざまな仕事を経験してきました。
その中でも兵庫県佐用町のglaminka(グラミンカ)は、とても印象に残っているおてつたび先の一つです。
古民家をリノベーションしたおしゃれな宿泊施設で働きながら、スタッフやおてつびとの方々と共同生活を送り、お客様との交流や地域の暮らしを体験しました。
結論からいうと、
「田舎暮らしを体験したい人」や「人との出会いを楽しみたい人」には特におすすめのおてつたび先です。
この記事を読めば、
・glaminkaでの実際の仕事内容
・共同生活の様子
・設備や給料
・働いて感じたglaminkaで得られること
がわかります。
おてつたびと似たようなサービスがリゾートバイトです。両者を比べた記事がこちら。
→ おてつたびとリゾートバイトの違いは?どっちがおすすめ?収入・仕事内容・出会いを徹底比較
今回のおてつたび先「glaminka」について
glaminkaはどこにある?
今回私がお世話になったのは、兵庫県佐用町にあるglaminkaです。
大阪方面から向かう場合は、
- JR姫路駅
- JR姫新線で佐用駅
- 智頭急行に乗り換えて石井駅
というルートで行くことができます。
石井駅でスタッフさんのお迎えがありました。
山あいを車で進むと、昔ながらの集落の中に、おしゃれな古民家が少しずつ見えてきます。
「本当にこんな場所に宿泊施設が?」
と思うような、奥まった場所にあります。
glaminkaってどんな宿?
グランピング × 古民家
をコンセプトにした宿泊施設です。
「グランピング」は、テント設営や食材の準備をしなくても気軽にアウトドアを楽しめる宿泊スタイル。
そこへ古民家を組み合わせたのがglaminkaです。
築年数のある古民家をリノベーションし、自然を感じながら快適に宿泊できる施設になっています。
しかも4棟すべてコンセプトが違うため、同じ施設でもまったく違う雰囲気を楽しめます。
実際に働いてみると「ただ泊まる宿」ではなく、建物そのものを楽しんでもらう宿という印象を受けました。

募集期間・特典
私が参加した期間は
2023年8月14日〜28日の15日間です。
募集ページには、
- 田舎暮らし体験
- 地域交流
- ストーリー体験
と書かれていました。
最初は「ストーリー体験って何?」と思いましたが、実際に働いてみて意味がよく分かりました。
glaminkaでは、宿泊施設そのものだけではなく、古民家や地域の歴史までお客様へ伝えることを大切にしています。
この考え方は他のおてつたび先ではあまり経験がなく、とても印象的でした。
宿泊場所(スタッフ寮)
おてつびとが生活するのはスタッフ棟、通称佐用家(さようけ)です。
こちらも古民家を改装した建物ですが、室内はとてもきれいで快適。
しかも寝室は一人一部屋でした。
共同生活とはいえ、プライベートな時間もしっかり確保できます。
今回途中でメンバーの入れ替わりがありましたが、ピーク時は
- おてつびと6人
- スタッフ2人
で生活していました。
初対面同士でも毎日顔を合わせて食事をしたり、仕事をしたりするので、
自然と距離が縮まっていきます。
これもおてつたびならではの魅力だと感じました。

食事について
朝食用に、
- お米
- 卵
- 納豆
などが支給されます。
昼食と夕食は希望者のみ1食400円(調理は全員で行う)で利用できます。
スタッフの方が作る料理はどれもおいしく、みんなで食卓を囲む時間が毎日の楽しみでした。
一日のスケジュール
こちらが大まかなスケジュールです。
8:00 起床・朝食
10:00 朝のミーティング・午前のお仕事開始
12:30 昼食
13:30 昼のミーティング・午後のお仕事開始
18:00 終了
19:30 晩ご飯・入浴
22:00 就寝
朝はゆっくりなので助かりました。
朝のミーティングでは、チェックアウトされるお客様の確認や、4棟ある宿泊施設の担当分け、仕事の進め方などを共有してから作業を開始しました。
午後も一度ミーティングがあり、
- 午前の進み具合
- ヘルプが必要な場所
- チェックインの準備状況
などを確認します。
お客様の予約状況によって忙しさは変わりますが、スタッフ同士が無線で連携しているので、一人で抱え込むことはありませんでした。

主な仕事内容と各棟の特徴
私が担当した仕事は大きく分けると次の3つです。
- 朝食・夕食の準備
- 宿泊棟の清掃
- お客様の案内・荷物運び
どれも未経験でも問題なくできる仕事ですが、ホテルや旅館と同じように「お客様に快適に過ごしていただくこと」を大切にする仕事でした。
→ リゾートバイトにおすすめの派遣会社5選|未経験者向けに比較【2026年版】
glaminkaの各棟の特徴
glaminkaは
- 4つの宿泊棟
- 1つのセンター棟(管理棟)
- スタッフの宿泊棟
中でも宿泊棟はそれぞれ全国から集まった4つのチームによって、異なるコンセプトで施工されています。どれもおしゃれでおもしろいです!
各棟の特徴を解説していきます。
YOUBI(ヨウビ)

こちらがYOUBI棟です。宿泊棟の中では一番大きく、私が一番多く清掃のお仕事をさせていただいた施設です。
元々は養蚕業を営んでいた建物で、岡山の施工チームによって改装されました。
内部には繭からインスピレーションを受けた寝室があり、4棟ある宿泊棟の中でも一番人気があるそうです。

私は主にキッチンの清掃を担当しました。食洗器を使って食器を洗ったり、囲炉裏や薪の用意をしたりしました。
仕事では「速さ」と「丁寧さ」の両方が求められました。
未経験でも、一緒に入ったスタッフの方が丁寧に教えてくださります。
HAZ(ハズ)

こちらはHAZ棟です。施工したのは京都のチームで、内部に海岸のような凸凹した床があるのが特徴です。
自分でくつろぐ場所を探せるのがおもしろいです。
Handi(ハンディ)

こちらはHandi棟。東京のチームが施工しました。
入口の両サイドにあるどっしりとした土壁と広い土間スペースが特徴です。
maenomeri(マエノメリ)

こちらはmaenomeri(マエノメリ)棟。福岡のチームが施工しました。
この建物は奥行きがあまりないのですが、建物を貫くように設置された門型の木製フレームによって、入口から見て広く感じられる設計になっています。内部にはかつてこの建物の前にあった巨木を使ったチェアもあるので必見です。
この棟では主に寝室の準備をしました。効率的なシーツ・枕カバーのつけ方、掃除の仕方を学びました。
スタッフの方のお仕事は本当に早い!無線でやり取りしながら、各棟にいるメンバーとチームプレーで仕事をこなしていきます。
各棟の内部の詳細はglaminkaのHP、またはインスタグラムをご覧ください。
センター棟

最後にセンター棟も紹介します。
スタッフはここのキッチンで朝のミーティングをして食材の準備をします。準備ができたら食材を持って各担当の棟へ行き清掃を始めます。
お客様はこちらの棟でまず受付を済ませますが、単に説明を聞くのではなく、glaminkaのこれまでのストーリーを聞きます。元々集落として人々の暮らしがあった時代から古民家の改装が始まり、glaminkaとしてオープンするまでの歴史を丁寧に伝えます。
各棟へ案内する際はスタッフの方と一緒にお客様の荷物運びをして、案内の様子を学びました。その時もスタッフの方は
「この建物は元々○○で~」
「~な思いで施工されました」
などなど。形式的な説明ではなく、お客様に合わせた話し方だったのが印象的です。
スタッフ棟「佐用家」での共同生活
仕事が終わると、スタッフ全員が生活している「佐用家」に戻ります。
ここは単なる寮ではありません。一言で表すなら、
「ゲストハウスのような家」
でした。
リビングには大きなソファがあり、夕食後は自然とみんなが集まります。
その日にあった出来事を話したり、明日の仕事について相談したり、映画を見たり。
共同ですることも多いですが、それぞれのペースも守れるリラックスできる空間でした。
毎日の食卓が一番よかった
共同生活で特に印象に残っているのが、食事の時間です。
仕事が終わると、「今日は何作ろう?」という会話から始まります。
スタッフの方が料理を作る日もあれば、みんなで手分けして作る日もありました。
食卓を囲みながら話す内容は本当にさまざまです。
- なぜおてつたびに参加したのか
- 今までどんな仕事をしてきたのか
- これから挑戦したいこと
- 旅の思い出
年齢も職業も住んでいる場所も違う人たちが、一つのテーブルを囲んでいる。
そんな光景は、普段の生活ではなかなか経験できません。

オーナーさんとの会話
オーナーさんとの時間もかなり心象に残っています。
仕事終わりにいろんな話を聞かせていただきました。
話題は教員時代のことだけではありません。
- 海外で生活した経験
- 教員を辞めた理由
- glaminkaを立ち上げるまで
- 地域との関わり
どの話にも共通していたのは、
「自分が面白いと思ったことを本気でやる」
という姿勢でした。
その熱量に触れて、「もっといろいろ挑戦してみよう。」と前向きな気持ちになれたのを覚えています。
おてつたびでは仕事だけでなく、こうした人生経験を聞けることも大きな魅力です。
休日は宿場町「平福」を散策
休日はスタッフの方に教えていただき、近くを観光しました。
向かったのは、石井駅の隣にある平福(ひらふく)です。

石井駅の隣の平福駅に到着。このあたりは旧宿場町で江戸時代の宿場町の面影が今も残っています。
駅を降りると、時間がゆっくり流れているような感覚になります。

こちらが有名な川端風景。しばしば時代劇のロケ地にもなっている土蔵(どぞう)群が建ち並びます。

こちらは江戸時代から続く醤油醸造元たつ乃屋です。この街道沿いには歴史を感じる建物が多く残っています。
近くには「宮本武蔵初の決闘の地」という場所もあります。
仕事終わりは温泉へ
佐用町の隣の西粟倉(あわくら)村は温泉が有名です。

こちらは湯~とぴあ黄金泉。仕事終わりに車で行きました。

こちらはあわくら温泉元湯というゲストハウス。温泉と焚き火が楽しめるというおもしろいゲストハウスです。

今回は食事だけいただきました。こちらの鹿肉の月見丼最高にうまかったです!
今回のお給料を公開
今回参加した日数は15日間。
休日は初日を含め4日間。
総勤務時間は77時間5分で、いただいたお給料は…
74,049円でした!
最終日は元々勤務日ではなかったですが、スタッフの方と相談し17時頃まで勤務して解散しました。
glaminkaで感じた「仕事への誇り」
glaminkaで働くスタッフのみなさんは自分のお仕事にプライドを持っています。
「ゲストハウスのようなぬくもりとホテルのようなサービス」というのを意識して、どのお客様にも一期一会の精神で対応されていました。
glaminkaの歴史や各棟のストーリーについて、お客様と一緒に楽しみながら話していたのが印象的です。自分も少しですがその一員になれたかと思うと光栄です。

まとめ│glaminkaは「地域で暮らす」体験ができる場所
15日間過ごして感じたのは、
glaminkaは単なるアルバイト先ではない
ということです。
仕事をして地域を歩き、温泉へ行ったりみんなでご飯を食べたりして語り合う。
まるで兵庫県佐用町で暮らしているような感覚でした。
旅行では味わえない、
「地域の日常」に溶け込めることが、このおてつたびの一番の魅力だったと感じています。
→【お試し移住とは?】おすすめの移住体験方法5選|失敗しない選び方

佐用町は自然が豊かで空気も水もとてもきれいです。そんな場所にある古民家でくつろいだり、夜焚き火をしながら星を見たりする経験は都会ではなかなかできるものではありません。
ぜひみなさんも、このおてつたびに参加してみてください!
地方移住したい方には「お試し移住」!
この地域で暮らしてみて感じたのは、『移住する前に短期間住んで働いてみる』ことの大切さでした。
私は全国10か所以上でおてつたびを経験しましたが、どの地域にも暮らしてみないと分からない魅力があります。
地方移住を考えている方は、まずはお試し移住として参加してみるのがおすすめです。」
▼あわせて読みたい


コメント